「ブラキカム」という花をご存じですか。
「ブラキカメ」「ブラキコメ」「ブラキスコメ」と呼ばれることもある、オーストラリアやニュージーランドを原産とするキク科ヒメコスモス属の多年草もしくは一年草です。
とても長く咲くタイプと春のみ花を咲かせるタイプがあります。
今回はそんな「ブラキカム」の花言葉について見ていきましょう。
「ブラキカム」の花言葉「いじらしい」
「ブラキカム」の花言葉ひとつめは「いじらしい」です。
これは「ブラキカム」の花が長いもので3月から11月までずっと咲き続けることから付けられました。
長い花期を持つため、寄せ植えにしたり、カーペット上のグランドカバーにしたりとさまざまに楽しむことが出来ます。
ただ「ブラキカム」は夏の高温多湿や極端な乾燥、冬の寒さに弱いので、「いじらしい」花を楽しむためにはこまめなお手入れを欠かさないようにしてください。
「ブラキカム」の花言葉「可憐なしぐさ」
「ブラキカム」の花言葉ふたつめは「可憐なしぐさ」です。
「ブラキカム」の和名は「ヒメコスモス」。
その名のとおり、「コスモス」に似た小さく可憐な花を付けるところからこの花言葉が付けられました。
花束にするには向きませんが、ハンギングバスケットなどにすればお部屋の中でも楽しむことができます。
小さく揺れる可憐な姿をそっと見守ってあげてください。
「ブラキカム」の花言葉「優美」「野性美」
「ブラキカム」には「優美」という花言葉と、また正反対の「野性美」という花言葉が両方付けられています。
「ブラキカム」の控えめで繊細な花色から「優美」というイメージが、庭一面を覆うほどの生命力から「野性美」というイメージが付けられたのでしょう。
品種によっては赤やピンクの元気な色もありますので、あなたのお庭のイメージに合わせて「ブラキカム」を選んでみてはいかがでしょうか。
「ブラキカム」の名前の由来
「ブラキカム」とはちょっと変わった響きの名前ですが、これはギリシャ語に由来しています。
学名の「Brachyscome」は「短い(Brachy)」と「毛束(come)」が組み合わさった言葉で、「ブラキカム」の種に付いている冠毛が短いことから付けられました。
日本では「ブラキカム」呼びが多いですが、学名から言うと「ブラキスコメ」が本来の呼び名です。
まとめ
「ブラキカム」はとても長い期間お庭を彩ってくれる植物です。
お好みの「ブラキカム」の花を植えて、あなただけのオリジナルの花壇を作ってみてはいかがでしょうか。