観葉植物として利用される「フィカス・ベンジャミン」は、クワ科イチジク属の常緑樹です。
インドから東南アジア原産で、街路樹や鉢植えなどで利用されます。
イチジクと同じように壺型の花托内に詰まったまま小花を咲かせます。
毎年咲く訳ではありません。
今回は、「フィカス・ベンジャミン」の花言葉について解説します。
「フィカス・ベンジャミン」の花言葉
「融通の利く仲間」「永遠の愛」「豊かさ」「平和」などがあります。
良い意味が揃い、贈り物に向きます。
「融通の利く仲間」
「フィカス・ベンジャミン」が丈夫で、環境をあまり選ばない事から付いた花言葉です。
同じ由来で「友情」「信頼」という花言葉も付いています。
固い信頼で結ばれ、多少の無理も頼んだり頼まれたり出来る友人へ贈るのに向きます。
能力が高く、難題も簡単に対応してくれる人にも合います。
この花言葉が合わないのは、無理を押しつけるだけの相手です。
それは友情とは違うもので、どこで梯子を外されるか分かりません。
関係性を改めましょう。
「永遠の愛」
「フィカス・ベンジャミン」が、インドやネパールでは幸福をもたらす聖木とされている事から付いた花言葉です。
プロポーズに添えて贈ったり、結婚式の披露宴で飾るのに向きます。
子供が生まれた時にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、恋の告白の時です。
物事には段階というものがあります。
「豊かさ」
こちらも聖木が由来で、もたらされる幸福のイメージから付いた花言葉です。
結婚や独立開業した友人へ贈るのに向きます。
物質的には貧しいけれど、感情豊かな芸術家にも合うでしょう。
スマホの待ち受けにして、貧しい発想になっていないか都度自問すると、新たな視点が開ける事もあるでしょう。
この花言葉が合わないのは、心が貧しい人です。
具体的には、価値基準が1つしかなく、そこに関する不足ばかり気にして、他の価値に目を向ける余裕がない人です。
本気で向き合うつもりでないと、贈っても嫌な気分になるだけでしょう。
「平和」
仲間がいて永遠の愛も得られ、豊かさで満たされている事は、総合して平和な状態であるという流れで付いた花言葉です。
国家間の紛争の話ではなく、生活が平穏で和やかという意味になります。
お茶の間に、鉢植えで置くのに向きます。
誰にとっても合う花言葉です。
まとめ
「フィカス・ベンジャミン」は、雰囲気を邪魔しない木です。
花言葉を知れば、飾った人の心遣いにも気づけるでしょう。
風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。