「エニシダ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「エニシダ」の花言葉とは? 花言葉

エニシダはマメ科エニシダ属の半落葉樹です。

地中海沿岸並びにアフリカを原産とし、江戸時代に中国を経由して日本に渡来しました。

水はけが良く日当たりの良い場所を好みます。

5月から6月にかけて鮮やかな黄色い花が連なって咲きます。

日本の名字のような響きですが、元はラテン語の「ゲニスタ」で、スペインで「イエニスタ」、日本に来て「エニスタ」から「エニシダ」に転訛したものです。

今回はエニシダの花言葉について解説します。

「エニシダ」の花言葉

「卑下」「清潔」「豊穣」「恋の苦しみ」などがあります。

あまり良い意味ではない由来もあるので、理解して使う必要があります。

「卑下」

フランスのとある地域を治める王の物語が元になっており、同じ由来で「謙遜」「謙虚」という花言葉もあります。

とある王の弟が、権力欲から兄を暗殺しました。

望み通り王になった弟でしたが、良心の呵責に苛まれ結局城を捨て巡礼の旅に出ました。

その時に持って行ったのがエニシダの枝で、彼はその枝に毎日懺悔を繰り返したそうです。

由来と花言葉がズレているのは、文化か翻訳の違いかも知れません。

いずれにせよ、そこまで厳密に考える必要はないでしょう。

この花言葉は腰の低い友人などに一応の意味合いは合いますが、悪い由来が伴うのでお勧めは出来ません。

創作で、一見卑屈なぐらい謙虚ですが、腹に何か隠し持っていそうなキャラクタのイメージには使えそうです。

「清潔」

「きれい好き」も同じ由来の花言葉です。

これは、エニシダの枝を束ねてホウキにする習慣があった事からつきました。

ヨーロッパでは、この木が茂っている地域は奥さんが強い「カカア天下」と言われているそうです。

きれい好きな友人や、いつも清潔に家を保ってくれる配偶者などに贈るのに向く花言葉です。

清掃に関わる会社のシンボルにも良いでしょう。

政党のイメージにも使えそうです。

自分で育てて、掃除のモチベーションを上げたり、清潔感を意識するきっかけにしても良いでしょう。

逆に合わないのは、清潔感がなく、それに対して開き直っている人です。

また、あなたが丸ごと配偶者に掃除を任せている時に「きれい好き」の花言葉を贈ると、「好きでやってると思ってるの?」と、逆鱗に触れる場合があるので、状況をよく理解して使いましょう。

「豊穣」

枝を包むように、多数の黄色い鮮やかな花を付ける事からついた花言葉です。

仕事でも勉強でも、結果が伴う事をやっている人全般に贈る事が出来る花言葉です。

農業をしている人に特に向きます。

逆に合わないのは、食品関係では、養殖ではない漁業や狩猟を仕事にしている人です。

また、介護の仕事をしている人についても、かなり向かない花言葉です。

「恋の苦しみ」

多くの花を付ける事から、恋のライバルが現れるイメージと繋げやすい花言葉です。

恋に苦しむ友人に共感を込めて贈ったり、恋人に対して想いの大きさを伝えるのも良いでしょう。

逆に恋の伴わない状況で使うと、違和感のある花言葉です。

会社で使うのにも向きません。

まとめ

エニシダは華やかで美しい花です。

花言葉を知れば、より深く楽しむ事が出来るでしょう。

日々に楽しみを足してくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。

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