生け花にもブーケにも使われる「ピンクのガーベラ」は、キク科ガーベラ属のピンク色品種です。
南アフリカ原産で、発見者であるドイツの博物学者「トウラゴット・ゲルベル」から名前が取られています。
「ゲルベル」を英語読みしたのが「ガーベラ」です。
ガーベラの原種「ヤメソニー」は赤い花です。
それをヨーロッパで品種改良して生み出されたのが、「ピンクのガーベラ」です。
今回は、「ピンクのガーベラ」の花言葉について解説します。
「ピンクのガーベラ」の花言葉
「希望」「感謝」「崇高美」「思いやり」があります。
ガーベラに共通する花言葉と、「ピンクのガーベラ」固有の花言葉を含みます。
良い意味の花言葉が揃うため、贈り物にもお祝いにも向きます。
「希望」
ガーベラに共通する花言葉です。
花が上を向き真っ直ぐ伸びる様子からイメージされたものです。
同じ由来で、「前向き」「常に前進」「光に満ちた」「辛抱強さ」など、ポジティブで先を目指す花言葉が多数付いています。
特殊な状況にない限り、誰に対しても良い意味になりますが、特に未来に大きな希望が広がる子供や教え子に贈るのに向く花言葉です。
「感謝」
「ピンクのガーベラ」固有の花言葉です。
ピンクのバラにも「感謝」の花言葉が付いていますが、情熱的な赤から一歩引き、柔らかく優しいイメージのあるピンクは、感謝を示すのによく合う色です。
両親や恩師、世話になった友人から、ちょっとしたお礼まで、様々に使える花言葉です。
万物に感謝する「いただきます」の文化がある日本人には、使い処が多い花言葉です。
「崇高美」
こちらも「ピンクのガーベラ」固有の花言葉です。
ピンクは新しく美しい肌をイメージさせる色であり、それは神の造形そのままの状態と言えます。
そんなところから付いた花言葉です。
「童心に返る」も同じ由来の花言葉です。
飾り気がなく生まれつきの美しさを持つ友人や、美しさを追求する芸術家などに贈るのに向きます。
「思いやり」
強すぎる色は圧を感じさせますが、ピンクは優しく寄り添う色です。
思いやり溢れる友人に贈るのに向く花言葉です。
子供の思いやり溢れる行動を褒め伸ばすためにも使えます。
自分の事ばかりで思いやりを忘れがちな時、部屋に飾るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、独善的な人です。
その人の主観では思いやりなのですが、結果に繋がりません。
先に方向転換させるべきです。
まとめ
「ピンクのガーベラ」は、可愛く優しい印象そのものの花です。
花言葉を知れば、更に深い意味に触れる事が出来るでしょう。
花を多面的に見せてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。