「クサスギカズラ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「クサスギカズラ」の花言葉とは? 花言葉

海辺に這い広がるアスパラガスの葉っぱのような「クサスギカズラ」は、キジカクシ科(旧ユリ科)「クサスギカズラ」属の多年草です。

関東地方以南、海外では台湾、中国の温帯から亜熱帯の海辺の砂地に分布します。

花期は5月から6月です。

今回は、「クサスギカズラ」の花言葉について解説します。

「クサスギカズラ」の花言葉

「爽やかな心」といいます。

青い空と白い砂の間に広がる緑の鮮やかな姿から想像しやすい花言葉です。

「爽やか」はともかく「心」と言われると迷ってしまいますが、普通に印象として爽やかを意味すると考えれば問題ないでしょう。

何故なら爽やかさは心を前提としているからです。

どんなに容姿が爽やかでも、言動が陰々滅々としていれば、我々はその人を「爽やか」とは評価しないものです。

従ってこの花言葉は、さっぱりと爽やかな友人や恋人などに贈るのに合うと言えます。

スポーツ選手やアイドルへのファンレターに添えるのも良さそうです。

デオドラント商品やシェーバーの商品イメージも向きます。

爽やかさを身に付ける心構えとして、自宅で育てるのも良いでしょう。

逆に向いていないのは、爽やかさがなく、それを自覚している人です。

このような人には嫌味と取られてしまうでしょう。

ただ、仲が良い相手に「少しは爽やかさを身に付けて欲しい」と思って贈る場合は問題ありません。

勿論、爽やかさは評価基準が主観しかないため、価値観の押しつけになっていないか注意が必要です。

「クサスギカズラ」の豆知識

一見、ギョッとするカタカナの並びですが、漢字にすると「草杉葛」で、杉のような葉を持つ草の蔓植物、という意味です。

近縁のアスパラガスとよく似た葉は緑が美しく、鑑賞用として利用されます。

生薬としての利用もあり、薬名の「天門冬(てんもんどう)」「クサスギカズラ」の別名になっています。

「クサスギカズラ」は上部が草で、茎の下部から下は木質です。

5月頃に木質の根を収穫してコルク質を取り除き、蒸した後に乾燥させてから用います。

「根が太くて長く、飴色で甘味が強く潤いのあるもの」が良いものとされています。

咳を鎮める効能の他、利尿や滋養強壮に効果があるとされます。

まとめ

海岸を覆う緑の「クサスギカズラ」は、風景によく馴染みます。

花言葉を知っていれば、興味を持ち観察出来るでしょう。

風景の解像度を上げてくれる花言葉を、是非心に留め置いて下さい。

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