「カリン」の花言葉とは?花言葉を徹底解説

「カリン」の花言葉とは?花言葉を徹底解説 花言葉

実がのどに良い事で知られるカリンは、バラ科カリン属の落葉樹です。

中国東部原産で、江戸時代頃に日本へ渡来したとの説がありますが、実際の伝来時期は不明です。

東北地方以南、九州まで分布します。

3月から5月にかけて白や淡紅色の花を咲かせ、洋ナシのような実を付けるのが10月頃です。

今回は、カリンの花言葉について解説します。

「カリン」の花言葉

「優雅」「豊穣」「唯一の恋」があります。

どれも良い意味の花言葉ですが、恋に関するものが含まれるため、相手との関係性に気を付けましょう。

「優雅」

美しい花を、多数付ける様子から付きました。

「豊麗」という花言葉も同じ由来で付いています。

愛と美の女神であるアフロディーテの聖花である事からも、イメージができます。

立ち振る舞いが優雅で美しい友人や恋人、配偶者などに贈るのに向いた花言葉です。

また、大人向けのファッションブランドのイメージにも良いでしょう。

カリン製品を愛用して、優雅さを身に付けるモチベーションを保つのにも使えます。

逆に合っていないのは、優雅さに否定的な人です。

今の自分を否定されていると考えてしまい、強い反発を受けてしまうでしょう。

「豊穣」

黄色い実をたわわに付ける様子からついた花言葉です。

先ほどの女神アフロディーテの起源が、豊穣をもたらす古代オリエントの地母神であった事とも結び付きます。

農業に従事する友人に向きますが、それ以外でも仕事や趣味で実績を上げている人全般に向く花言葉です。

スマホの待ち受けにして、努力達成の験担ぎにしても良いでしょう。

向いていないのは、努力が報われなかった直後の人です。

もっと頑張れと鞭打っているように伝わってしまいます。

落ち込む時間をもう少し見守って、モチベーションの矢印が上向きになった頃合いを見計らいましょう。

「唯一の恋」

こちらも女神アフロディーテが元になった花言葉です。

神話を見るとアフロディーテは結構気が多く、はっきりしているだけでも3人の相手と関係しているのですが、「本気で恋をしたのは夫だけ」という意味合いと解釈できます。

告白や恋人宛のメッセージに添えるのに向いた花言葉です。

合わないのは、恋愛感情がない相手です。

また、恋愛感情があったとしても職場などの公式な場で伝える事は、トラブルに繋がります。

また、自分の浮気から復縁した関係で使うのも、相手をイラつかせるだけなので避けましょう。

「カリン」の豆知識

ひとくちにカリンと言っても、別の植物を指している場合があります。

まず、カリンは漢字で「花梨」と書きますが、これは木材にした時の木目がインドシタンの別名「花櫚(かりん)」に似ている事から付いた名です。

更に、「花梨(かりん)という名のマメ科植物」がありますが、全く種が違い見た目も似ていません。

そしてカリンのジャムとして売られているものには、同じバラ科の「マルメロ」が使われている場合があります。

マルメロはセイヨウカリンとも呼ばれますが、やはり別の種類です。

まとめ

街中で、庭木として植えられるカリンの花を目にする事もあるでしょう。

そんな時、花言葉を知っていれば、より心地よく楽しむ事が出来ます。

ありふれた風景に彩りを加えてくれる、花言葉を心に留め置いて下さい。

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