「ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)」は、クマツヅラ科イワダレソウ属の多年草です。
南アメリカ原産で、地面から壁まで這い広がるため、グランドカバープランツとして利用されます。
花は4mmほどの小花が集まり、直径1. 5cmほどの球状の花穂を形成します。
花色は白、ピンク、花期は四季咲きです。
今回は、「ヒメイワダレソウ」の花言葉について解説します。
「ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)」の花言葉
「誠実」「絆」「私の事を思って下さい」といいます。
比較的良い意味の花言葉が揃い、信頼のおける相手に対する贈り物に向きます。
「誠実」
「ヒメイワダレソウ」が春先も秋も、夏の暑い最中もずっと花を咲かせ続ける様子から付いた花言葉です。
誠実さは振る舞いに表れます。
何かをしたから誠実というものではなく、不誠実ではない状態に対する評価になります。
従って、ある程度時間をかけて誠実と認めて貰うしかありません。
容易には証明できないからこそ、重視されるのです。
誠実な人へ贈り、信頼を伝えるのに向く花言葉です。
一方、自分の誠実さを伝えようと思って贈っても、特に意味はありません。
「絆」
「ヒメイワダレソウ」の花が、多数集まって1つの花穂を形成している様子から付いた花言葉です。
茎が伸びて他の場所と結びつけるように見える事も意味が合います。
一度結ばれた絆は、簡単には切れません。
少々鬱陶しくも、頼もしい相手になります。
そして絆はあなたと相手だけではなく、そこに繋がる更に多くの人を結びつける事もあります。
こうなると、切ろうにも切れません。
家族の絆の意味で、自宅へ植えるのに向きます。
広がり過ぎることがあるため、庭へ植える時は気を付けましょう。
「私の事を思って下さい」
「絆」同様、花が寄り集まる様子や、這い広がり他のものに近付こうとする様子から付いた花言葉です。
好ましく思う人がいるのは嬉しい事です。
離れていても、思い返すだけで心強くなります。
一方、嫌いなせいで考えてしまう人もいます。
「嫌いと意識するうちに、いつの間にか好きになる」という流れを期待して「嫌われてでも記憶に残ろう」と思うならやめておきましょう。
あれが成立するのは、創作の中だけの事です。
素直に好意を伝えた方が、ずっと近道です。
恋人へ愛情表現の1つとして贈るのに向きます。
但し、相手の忙しさも考え、無闇に贈るのはやめましょう。
相手が窮屈になり、離れていくだけです。
まとめ
「ヒメイワダレソウ」は、可愛らしい花です。
花言葉を知れば、更に健気に感じられるでしょう。
花をより好ましく感じさせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。