「ハマヒサカキ(浜姫榊)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ハマヒサカキ(浜姫榊)」の花言葉とは? 花言葉

「ハマヒサカキ(浜姫榊)」は、モッコク科ヒサカキ属の常緑樹です。

海外では中国、朝鮮半島、国内では千葉県以南に見られ、暖かい海岸近くに生育します。

雌雄異株で、雄花は白、雌花は紫がかった白い花弁の壺型で集まって咲き、花期は10月から12月です。

今回は、「ハマヒサカキ」の花言葉について解説します。

「ハマヒサカキ(浜姫榊)」の花言葉

「神を尊ぶ」があります。

ヒサカキの花言葉と共通するものです。

ヒサカキが、サカキの代わりに玉串として神様へのお供えに使われた事が由来です。

ここでいう「神」は神道の神なので、それ以外の宗教を強く信じている人には向きません。

信心深い友人などに贈るのに向く花言葉です。

正しい信仰手順は知らなくても、何かと神頼みしがちな人にも良いでしょう。

占いやオカルト好きの人にも合う人はいます。

家に植えれば、神聖な気持ちになれるでしょう。

この花言葉が合わないのは、物事は運に左右されないと考え、あくまで自分の力で成し遂げようとする人です。

宗教観の押しつけになってしまうため、無理に贈るようなものではありません。

「ハマヒサカキ(浜姫榊)」の豆知識

「ハマヒサカキ」は、「ハマ(浜)」「ヒサカキ(姫榊)」に分けられます。

海辺に生えるヒサカキという意味です。

「ヒサカキ」は、「サカキ」に似ているけれど、小さく柔らかい印象があるために付いた名です。

更に「サカキ」の名は、「人と神の境(さかい)の木」「常緑で栄える木」「神聖で賢(さか)しい木」などが由来とされています。

サカキに神聖な意味が付いた理由は、「神は尖ったところに宿る」という信仰からです。

確かにサカキの葉は特徴的な尖り方をしており、更に常緑である事から神の不滅性とイメージが合います。

同じ特徴を持つ、マツやオカダマノキと共に神道の儀式に使用されたり、神様に供えられたりします。

ヒサカキの方も、常緑で葉の先が尖っています。

関東以北の寒い地方では、寒さに強いヒサカキがサカキの代用とされる事があります。

サカキは仏前には供えませんが、ヒサカキは神前、仏前、いずれにも向くとされます。

一方、「ハマヒサカキ」は葉が丸いため、花言葉とは違い、神前に供えるものではありません。

まとめ

「ハマヒサカキ」は葉の美しい木です。

花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。

植物を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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