「イヌビワ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イヌビワ」の花言葉とは? 花言葉

イヌビワはクワ科イチジク属の落葉樹です。

雄と雌がある雌雄異株で、4月から5月にかけて花の時期となります。

果実に見えるものが果嚢という花の集まりで、10月頃に完熟します。

外側に露出していない花は花粉を飛ばす事が出来ないのですが、この受粉を一手に担うのがイヌビワコバチです。

このハチは、イヌビワの花の子房を食べて育ち、成虫になって飛び立つ時に花粉を付け、別のイヌビワに届けるのです。

日本では関東から西の海岸や海沿いの山地に自生する他、公園などに植えられる事もあります。

ここでは、イヌビワの花言葉について解説します。

「イヌビワ」の花言葉

「溢れる思い」といいます。

これは、果嚢に多数の花を付ける性質から連想出来ます。

ビワの花言葉に告白や愛に関わるものがある事からも、関連ありそうです。

意中の人に想いを伝える時に向く花言葉です。

一般的に告白に向いた花というと、英語で「あなたを愛しています」という花言葉が付く赤いバラが定番ですが、「溢れる思い」は叙情的な雰囲気で勝りそうです。

逆に、感情の伴わない相手に対しては、見当違いに力が入った花言葉になってしまうので、避けた方が良いでしょう。

思わぬ誤解を与えかねません。

「イヌビワ」の豆知識

属名や果嚢を付ける特徴から、何となく察していた方もいるでしょうが、イヌビワはビワの仲間ではなくイチジクの仲間です。

外見が何となくビワに似ていながら味は劣る事から、イヌビワの名が付いたのです。

「イヌ」は、見た目だけが似て用途に適さない植物によく付く名です。

果嚢はどう見てもイチジクなのに、何故わざわざビワの名を付けたかと言えば、これは歴史の違いでしょう。

ビワは中国原産で古代から日本に持ち込まれ、野生で生える程定着していました。

一方イチジクの歴史も、ピラミッドの壁画や聖書への記述もある程古いのですが、日本に限れば話は変わります。

来日はビワより遙かに遅い17世紀初め、「イチジク」という呼び名もそのタイミングで中国語の「映日果」を日本語読みした「エイジツカ」が転訛したものです。

人々にイチジクの名が浸透した時には、もうイヌビワの名前が付いていた訳です。

その後「コイチジク」の名前も付けられましたが、イヌビワの名前も消えませんでした。

何だか不憫ですが、後から正しい事が分かったけれど、定着してしまったからそのまま、というのはよくありそうな話です。

まとめ

イヌビワは緑が美しく、果嚢が色づく面白さもあります。

自生していたり、公園に植えられていたり、見かける機会もあるでしょう。

そんな時、花言葉を知っていれば、より楽しく眺める事が出来るでしょう。

ありふれた風景に興味を持たせてくれる花言葉を、是非心に留めておいて下さい。

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