「ハイビスカス」はアオイ科フヨウ属の花です。
代表的な南国の花のひとつとして広く親しまれており、その鮮やかで大きな花はお土産のパッケージに描かれたり、花を模したアクセサリーやスイーツなどが販売されたりすることもよくあります。
沖縄やハワイなどといった温暖な地域では庭木や街路樹、公園樹にされることもしばしば。
一方、日本の大部分の地域では温度管理が容易な鉢植えにされることが多いです。
開花期は6〜10月で、花のカラーバリエーションは赤、オレンジ、黄色、ピンク、青、紫、茶色、白、複色など非常に豊富。
サイズは0. 5〜2mほどです。
「ハイビスカス」の花言葉
「ハイビスカス」には非常に多くの花言葉が付けられています。
まず、「ハイビスカス」全般の花言葉は「新しい恋」「繊細な美しさ」「勇気ある行動」「信頼」「あなたを信じます」などです。
一日花(個々の花の寿命が一日程度しかない)のものが多いことやヒンドゥー教において神聖な花とされていることなどからこのような花言葉が付いたと言われています。
また色別の花言葉もあり、白のものは「艶美」「繊細な美しさ」、黄色のものは「輝き」、オレンジのものは「繊細な美しさ」、ピンクのものは「華やか」、赤のものは「勇敢」「常に新しい美」とされています。
加えてハワイでは希望や幸せな未来の象徴として扱われることもあるそうです。
花の寿命は長くても数日程度なので贈るなら生花よりも花を模した装飾品や置物などの方が現実的でしょうが、花言葉にネガティブなものはないので育てる際に悩まされることはないでしょう。
新しい恋が芽生えますように、などといった願いを込めて育てるのも一つの手です。
「ハイビスカス」の豆知識
温度管理にさえ注意すれば、「ハイビスカス」の栽培はそれほど難しいものではありません。
具体的には10〜30℃の間で管理するようにしましょう。
気を付けたいのが、気温が30℃を越える真夏に外に置いてしまうこと。
「ハイビスカス」には南国のイメージがありますが厳しい暑さにはあまり強くなく、花が咲かなくなったり、つぼみが落ちたりといった高温障害が発生することがあります。
また日光や水をたっぷりと必要とするので、日当たりの良い場所に置き水やりは欠かさないようにしましょう。
うまく管理してやれば、次々に咲く花を長い期間楽しむことができます。
まとめ
「ハイビスカス」は代表的なトロピカルフラワーのひとつで、温暖な地域では庭木や街路樹、公園樹などにされることもあります。
個々の花の寿命は一日程度と短いですが花を楽しめる期間は6〜10月と長く、花のカラーバリエーションも非常に豊富。
また花言葉は「新しい恋」「繊細な美しさ」「勇気ある行動」「信頼」「あなたを信じます」などです。