「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」という花をご存知でしょうか。
「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」は、南ヨーロッパが原産であり、アブラナ科エゾスズシロ属の植物です。
3月~5月にかけて、黄色やオレンジ色の花を咲かせ、芳香があります。
今回は「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」の花言葉
「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」の花言葉は、基本的には「末永い愛情」という意味が有名です。
可愛らしい花の見た目に、ぴったりな温かく優しい意味です。
また、「ほのかな思い」「逆境にも変わらない愛」という意味もあります。
「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」は愛情にまつわる素敵な花言葉ばかりですね。
「末永い愛情」
永遠の愛を相手に誓い、プロポーズするときにぴったりの意味です。
「ほのかな思い」
片思いの相手に、自分の気持ちに気づいてほしいという願いを込めて贈るのもいいですね。
「逆境にも変わらない愛」
どんなことがあっても愛するという、強い愛情を相手に伝える時におすすめです。
大切なパートナーに贈るといいでしょう。
「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」の花言葉の由来
「末永い愛情」「逆境にも変わらない愛」という意味は、ある物語が由来しています。
ある国に若い貴族とお姫様がいました。
2人は恋に落ちますが、お姫様の父親は別の男性との結婚を希望し、反対されます。
父親はお姫様を城に閉じ込められてしまいます。
お姫様は、想いを寄せる若い貴族と駆け落ちしようと、城を抜け出します。
しかし、城壁を降りる途中でお姫様は転落してしまいます。
そのままお姫様は命を落としてしまい、その跡には「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」が咲いたそうです。
愛するお姫様を失った若い貴族は、吟遊詩人になり、さまよい歩きました。
そして、「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」を見るたびお姫様を思い出し、手折って帽子につけたといわれています。
この物語から、愛情にまつわる花言葉がつけられたと言われています。
「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」の豆知識
「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」の和名は匂紫羅欄花となり、花姿がアラセイトウに似ていることから名付けられました。
しかし、「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」はエゾスズシロ属であるのに対し、アラセイトウはアラセイトウ属であり、別属の植物となります。
まとめ
「ニオイアラセイトウ(ウォールフラワー)」は、その花姿だけでなく、花言葉も素敵です。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。