「チェリーセージ」は園芸分類ではハーブの一種に分類されるシソ科アオギリ属の宿根草で初夏から晩秋までと長い間花を楽しむことができます。
葉や花からフルーツを思わせるような香りをさせることから「チェリーセージ」の名がつけられました。
学名がサルビアミクロフィラで、別名オータムセージとも呼ばれます。
今回はこの「チェリーセージ」の花言葉について詳しく説明していきます。
「チェリーセージ(サルビアミクロフィラ)」の花言葉
「チェリーセージ」はマゼンタや紅など赤系統の花が多いですが、ピンクや白の花をつけるものもあります。
気温により花の色が変わる「チェリーセージ・ホットリップス(イチゴミルク)」といった改良種も「チェリーセージ」の仲間の中には存在します。
そんな「チェリーセージ」の花言葉は「燃ゆる思い」、「尊重」、「知恵」です。
それぞれの花言葉について由来などを解説していきます。
「チェリーセージ(サルビアミクロフィラ)」の花言葉「燃ゆる思い」
「燃ゆる思い」、この花言葉は「チェリーセージ」の色に由来すると言われています。
先にお伝えしたように「チェリーセージ」にはマゼンタ、紅といった赤系統の花が多いです。
この燃えるような真紅色をした花の姿から「燃ゆる思い」という言葉がつけられました。
「チェリーセージ(サルビアミクロフィラ)」の花言葉「尊重」
学名であるサルビアはsalviaと書きます。
これはラテン語で健康を意味する言葉です。
ローマ時代からセージは薬草として重宝されており、セージを摂取することが精神力を高?目、厄祓いをし、長寿につながると考えられていました。
そんな役立つハーブを古来から尊重してきたことから「尊重」という花言葉ができました。
「チェリーセージ(サルビアミクロフィラ)」の花言葉「知恵」
英語でセージはsageと表記します。
これは聖人(sage, saint, holy man)や哲人(sage, philosopher, wise man)と同じ表記です。
聖人や哲人といった賢い人、知恵のある人を意味する単語とセージを表記する単語が同じであることから「知恵」という花言葉がつけられました。
「チェリーセージ(サルビアミクロフィラ)」の豆知識
花期が長いことから観賞用として育てられることが多い「チェリーセージ」ですが、強い殺菌作用、消化促進、解熱作用を持つ有用なハーブです。
一般的に食べることはほとんどありませんが、彩りとしてサラダに加える、クッキーなどのお菓子に飾る、飲み物に浮かべるなど様々な使用方法があります。
まとめ
情熱的な花言葉と共に相手を敬う花言葉を持つ「チェリーセージ」は人に贈りやすい花です。
ぜひ贈り物に選ばれる際は参考にしてみてください。