「スプレーカーネーション」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「スプレーカーネーション」の花言葉とは? 花言葉

「スプレーカーネーション」は、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。

「カーネーション」で、枝分かれして多数の花が咲く「スプレー咲き」したものの総称です。

「SPカーネーション」と略される場合もあります。

花は大きさ以外にカーネーションと差はなく、主に八重咲きで、花色は白から赤、赤から黄色、緑、複色で、花期は4月から6月、9月から10月です。

今回は、「スプレーカーネーション」の花言葉について解説します。

「スプレーカーネーション」の花言葉

「無垢で深い愛」「集団美」「素朴」「熱愛」といいます。

いずれも良い意味で、愛情を伝える贈り物に向きます。

「無垢で深い愛」

カーネーション全般の花言葉です。

カーネーションが母の日の贈り物として利用される事から、「母の愛」をイメージした花言葉です。

母の愛は本能に根差した深いものと言えます。

さもなければ、自分で何も出来ない状態で生まれる人間が存続出来ません。

深い愛を、母に返しきれないと悩む必要はありません。

自分の子供や周りの人々など、幅広く注いでいくためのものです。

何かしら愛情深い人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。

「集団美」

これが「スプレーカーネーション」固有の花言葉です。

多数の花が集まり、特有の美しさを見せる事が由来です。

1人の人が出来る事には限りがあります。

2人なら2倍ですが、人数が増えると加速度的に組み合わせが増えていきます。

集団美はただの足し算ではない、質の異なる美しさになるのです。

一方、集団になると個が手を抜き始めるのも確かです。

このバランスも重要な事と言えます。

集団で何かしらパフォーマンスや製作に携わるグループのイメージに向きます。

「素朴」

こちらも「スプレーカーネーション」の花言葉です。

1輪に整えられた大きなカーネーションと比べ、「スプレーカーネーション」は枝分かれし、それぞれの花はやや小さく、素朴な雰囲気がある事からついた花言葉です。

素朴さは地味で美しさに欠けるという印象がありますが、「素」は物事の根本でもあります。

素朴の土台に、装飾された美しさが載ってこそ締まるもので、「素」を揺らがせてはどこか間が抜けてしまいます。

素朴な美しさを持つ人へ贈るのに向く花言葉です。

野暮ったく感じても、好ましさがあるなら褒め言葉になります。

「熱愛」

「スプレーカーネーション」の多数の花を、降り注ぐような多くの熱烈な愛情に喩えた花言葉です。

好意を抱く者同士の熱烈な愛は、送る方も送られる方も心地よいものです。

気恥ずかしさもあるでしょうが、時には表に見せるのも良いでしょう。

愛情を伝える贈り物に向きます。

特にそういった感情がない相手には、誤解を与えるだけなので向きません。

「スプレーカーネーション」の豆知識

「スプレーカーネーション」は、一度に全てが咲く訳でなく、最初の1つが咲き始めたタイミングが出荷の目安になります。

全ての花が満開になるには時間がかかるので、満開に近い状態が欲しい場合は、逆算して注文するなど工夫が必要です。

まとめ

「スプレーカーネーション」は、美しくボリューム感もある花です。

花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。

花との距離も近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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