「ダキバアレチハナガサ」(抱き葉荒地花笠)は、クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草です。
南アメリカ原産で、世界各地に帰化しており、日本では昭和8年に大阪で帰化が記録されています。
枝分かれした花茎に穂が付き、その先に薄青紫の星形で小さい花を複数咲かせます。
花期は6月から9月です。
今回は、「ダキバアレチハナガサ」の花言葉について解説します。
「ダキバアレチハナガサ」の花言葉
「魔法」「魅惑」があります。
神秘性のある比較的良い意味の花言葉ですが、恋愛のイメージがあるため、会社など公式の場で迂闊に異性に贈る事は避けましょう。
「魔法」
「ダキバアレチハナガサ」の不思議な姿は、魔法の杖にもなりそうです。
由来としては、学名が「バーベナ・インコンプタ」で、「バーベナ」にラテン語で「良い植物」「祭壇を飾る草」などの意味があります。
「インコンプタ」の方は「妥協のない」「飾り気のない」という意味です。
ここから、聖なる草の不思議な力を持つイメージからついた花言葉です。
魔法のように仕事を片付けてくれる同僚や後輩に贈るのに向きます。
そのままの意味で、魔術や妖術などに趣味がある友人にも良いでしょう。
占いアイテムの売り場ディスプレイに飾ったり、最先端の科学研究所の敷地に植えても意味が合います。
花を部屋に飾り、願掛けしても良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、魔法などのオカルト関係を明確に嫌う人です。
「魅惑」
魔法を何に使うかと言えば、想い人を魅惑する事でしょう。
富や名声は才能や努力の延長線上にあります。
けれど、自分が一番憧れる相手に、本心から振り向いて貰う事は難しいもので、魔法に頼りたくなります。
そんなところから付いた花言葉です。
告白に使う事もできますが、恋人に贈る方がピッタリ意味が合います。
魅惑的な友人に贈っても良いでしょう。
異性の心を掴むおまじない道具の商品イメージにも使えます。
スマホの待ち受けにして、魅惑的な人になれるよう心がけるのも良いでしょう。
「ダキバアレチハナガサ」の豆知識
「ダキバアレチハナガサ」は、近縁に「荒地花笠(アレチハナガサ)」「柳花笠(ヤナギハナガサ)」があり、しばしば混同されました。
見分け方としては、葉が茎を包むように生える「抱き葉」の特徴で、アレチハナガサと、茎の中が詰まっている事でヤナギハナガサと区別が付けられます。
まとめ
「ダキバアレチハナガサ」は、特徴的な花を付けます。
花言葉を知っていれば、その不思議な形に、より興味が湧くでしょう。
風景の解像度を上げてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。