「セルリア」はヤマモガシ科「セルリア」属の常緑樹です。
南アフリカ原産で、主にオーストラリアで育種されました。
花は白から淡いピンクで、花弁に見える外側の部分は苞です。
花期は12月から3月です。
今回は、「セルリア」の花言葉について解説します。
「セルリア」の花言葉
「秘めた愛」「ほのかな思慕」「可憐な心」「優れた知識」といいます。
少し控えめですが良い言葉が揃い、意味が合う人への贈り物に向きます。
「秘めた愛」
淡いピンクの花からイメージされる花言葉です。
心の内に熱い愛情を隠し、外からは淡く見えるけれど、内心は燃えたぎっている事を表します。
こういう時は辛いものですが、楽しくもあります。
この時ほど、相手が理想的で美しく見える時はありません。
一方、この時期をあまり長く続けてしまうと、相手を理想化し過ぎて、実際に付き合った時に拍子抜けする事にもなりかねません。
恋の告白へ添えるのに向く花言葉です。
片思いの友人を応援する時にも良いでしょう。
「ほのかな思慕」
こちらも淡い花色から付いた花言葉です。
誰かを思い慕う気持ちは、いきなり燃え上がるとは限りません。
クラスメイトや同僚として当たり前のやり取りから、徐々に気持ちが高まっていく事もあります。
どこからが「ほのかな思慕」で、どこからが「恋」なのか、という線引きは「迷う時はもう恋」という結論になります。
誰かが少し気になる時、庭の「セルリア」を手入れしながら、気持ちを整理すると良いでしょう。
「可憐な心」
「セルリア」が結婚式のブーケなどに使われるところから付いた花言葉です。
英名の「ブラッシング・ブライド(頬を染めた花嫁)」も、意味が合います。
晩婚化と言われる昨今、結婚する年齢もそれなりに大人なので、そうそう可憐な心ではいられない、と思うかも知れません。
ですが、新生活に切り替わる時の新鮮な気持ちは、年齢を問わないものです。
結婚式のお祝いや飾りに向く花言葉です。
「優れた知識」
「セルリア」はアフリカ原産のため、寒さや湿気に弱く、日本で育てるのは難しい花です。
ここから、育てるのに知識が必要という意味で付いた花言葉です。
人間にとって、知識が重要なのは言うまでもありません。
誤った情報も、優れた知識の下地があれば、変な影響を受ける事もありません。
知識豊富な人へ贈るのに向きます。
卒業する教え子にも良いでしょう。
まとめ
「セルリア」は複雑で美しい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
