「シラカバ(白樺)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「シラカバ(白樺)」の花言葉とは? 花言葉

高原と言えば白い木肌の樹木が立ち並ぶイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

そんなロマンチックな白色の樹皮を持つ木が「シラカバ」です。

正式名称は「シラカンバ」で、東アジアの温帯北部原産のカバノキ科カバノキ属の落葉高木です。

今回はそんな「シラカバ」の花言葉について詳しく見ていきましょう。

「シラカバ」の花言葉「忍耐強さ」

「シラカバ」の花言葉ひとつめは「忍耐強さ」です。

「シラカバ」は夏の暑さが苦手で、夏が涼しければ涼しいほど樹皮の白さが美しくなると言われるほどです。

そのかわり寒さに強く、細くすんなりとした姿ながら強い風雪にも耐えます。

寒さに耐えるその姿から「忍耐強さ」の象徴となりました。

「シラカバ」の美しく育つ、北国の人々の辛抱強さも彷彿とさせてくれる花言葉です。

「シラカバ」の花言葉「あなたをお待ちします」

「シラカバ」のもうひとつの花言葉は「あなたをお待ちします」です。

「シラカバ」は風の吹き渡るような平原を好み、白く輝くような木は待ち合わせの目印にするのにぴったりです。

そんなところから「あなたをお待ちします」の花言葉が付きました。

ただし、「シラカバ」の木の寿命は80年から長くて200年と言われています。

人間の命に寄り添うようなその寿命の短さも、一期一会の出会いにふさわしい木だと言えるのではないでしょうか。

「シラカバ」の花言葉「光と豊富」

「シラカバ」には「光と豊富」というユニークな花言葉もあります。

これは光の満ちる春になれば「シラカバ」から甘い樹液を採取できるようになることから付けられました。

「シラカバ」の樹液は歯を守ってくれる「キシリトール」の原料になります。

白く輝くものの守護者のような「シラカバ」の木は、北欧フィンランドで「国の木」として大切にされています。

「シラカバ」の豆知識

「シラカバ」は火山灰地や砂地のような荒れた土地でも生育することができる樹木です。

また環境が適さない時は地中で長いこと休眠できる性質を持ち、山火事などで他の木々が絶え果てると真っ先に発芽する強さを持っています。

短い寿命が尽きた後は、地の栄養となり他の植物を育ててくれるパイオニアプランツ。

清廉な白い姿にふさわしい生き方ですね。

まとめ

「シラカバ」の木は油分を含み終えやすい性質があるため、樹皮を焚き付けにするとよく燃えます。

また木目が少ないため反りが少なく、匂いもしないため爪楊枝やアイスのバーにも使われています。

さまざまに役立ってくれる「シラカバ」の木の下で待ち合わせをすれば、きっと素敵な思い出になるに違いありません。

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