「シハイスミレ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「シハイスミレ」の花言葉とは? 花言葉

「シハイスミレ」(紫背菫)はスミレ科スミレ属の多年草です。

海外では朝鮮半島、日本では東北地方南部から九州にかけて分布し、山間部や雑木林の林縁などに生育します。

花弁は白から赤紫で、花期は3月から5月です。

今回は、「シハイスミレ」の花言葉について解説します。

「シハイスミレ」の花言葉

「小さな幸せ」「謙虚」「誠実」と言います。

「シハイスミレ」固有の花言葉はないため、スミレ全般の花言葉が当てはまります。

良い意味の花言葉なので特殊な状況にある人でない限り、誰にでも喜ばれます。

「小さな幸せ」

小さく美しい花の姿から想像しやすい花言葉です。

ちょっとした日々の幸せを感じた時、恋人や配偶者に贈ったり、飾ったりするのに合います。

一口サイズのスイーツの宣伝イメージにも使えます。

この花言葉が合わないのは、不幸を感じてポジティブになれない人です。

実際に不幸でも気分が上向いていれば良いのですが、そうでない場合は皮肉として伝わってしまいます。

「謙虚」

道端に控えめに咲く姿から想像できます。

また、ドイツの詩人ゲーテの詩「すみれ」でも、羊飼いの少女に恋したスミレが「自分がもしも世界で一番美しい花であったなら、摘んで貰えるのに」との一節があり、控えめなイメージが強調されています。

実力はありながら控えめで、チーム全体のために動く事が出来るチームメイトや同僚に向く花言葉です。

調子に乗って叱られた時、自分を省みるためにスマホの待ち受けにするのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、自分より目上の人にだけ物事を譲る人です。

これは裏表があるだけで、謙虚とは言いません。

「誠実」

こちらもスミレの控えめな様子が元になっています。

先ほどのゲーテの詩「すみれ」でも、スミレは少女に気付かれずに終わってしまうのですが、そこで怒る事はなく、最後まで少女への想いを忘れません。

一度決めた心を曲げない、誠実さが感じられます。

嘘を良しとせず、言った事はかならず行う友人に贈るのに向く花言葉です。

この花言葉が合わないのは、口先ばかりで結果を出せない人です。

このような人は、言い訳も上手く、直接話を聞くと結果を出しているように思い込まされるので、些細な事も文書で提出させましょう。

「シハイスミレ」の豆知識

「シハイスミレ」「紫背菫」と書く通り、葉の裏が紫に近い色をしている事から付いた名です。

「シハイスミレ」の学名に「Makino」が入る事から、植物分類学者の牧野富太郎博士の名付けた品種と分かります。

変種に、そのまま「マキノスミレ」という花も存在します。

まとめ

「シハイスミレ」は小さく見落としやすい花です。

花言葉を知っていれば、興味が増し、姿に気付いて愛でる事も多くなるでしょう。

風景に色を足してくれる花言葉を、是非心に留め置いて下さい。

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