「サラサウツギ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「サラサウツギ」の花言葉とは? 花言葉

ピンクの混じった白い花が美しい「サラサウツギ」は、アジサイ科ウツギ属の落葉樹です。

日本原産で古くから栽培される人気の品種です。

白い花弁は裏が淡いピンクで、花姿は八重咲き、花期は5月から7月です。

今回は、「サラサウツギ」の花言葉について解説します。

「サラサウツギ」の花言葉

「気品」「謙虚」「古風」「秘密」があります。

ミステリアスな雰囲気も伴う花言葉で、良い意味がありますが、誤解もされやすいため、贈る時は意味をきちんと伝えましょう。

「気品」

白に淡いピンクの差し色が入る上品な花から想像出来る花言葉です。

近い意味で「品格」という花言葉も付いています。

気品溢れる友人に贈るのに向く花言葉です。

かつての高級住宅地で、住宅販売する時の宣伝イメージに合います。

自宅で育てて、品性を身に付けようと心がけるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、上品さに敵愾心を持っている人です。

「謙虚」

花の様子から付いたものです。

「サラサウツギ」の花は華やかですが、向きはうつむいています。

このような咲き方をする花には、しばしば付く花言葉です。

実力はあるけれど控えめで、他人を立てられる友人などに贈るのに向いています。

出しゃばって嫌がられる事があった時、スマホの待ち受けにして、都度自分を省みるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、実力がなく引いているだけの人です。

自分を正確に見ているだけで、謙虚とは違います。

「古風」

「サラサウツギ」の姿から付いたとされる花言葉です。

「サラサウツギ」が古くさいのではなく、古くから愛されていたが故に、懐かしく馴染深いものに見えているのです。

「風情」という花言葉も近い意味で付いています。

古き良きセンスや振る舞いを持つ友人に贈るのに向く花言葉です。

伝統工芸品を取り扱う店のディスプレイにも向きます。

この花言葉が合わないのは、若さがなくなる事が気に掛かる年齢の人です。

この話題はもう少し待ちましょう。

「秘密」

ウツギ属に共通する花言葉です。

ウツギは「空木」と書き、「空ろ(うつろ)な木」が元になった名です。

名前通り木の中に綺麗に丸い空洞が出来ている事から、何かを隠しているというイメージがあるのです。

そこまで深刻ではない、過去の恥ずかしい失敗などの秘密を共有する友人と贈り合うのに向きます。

逆に、あまり深刻な秘密の場合は向きません。

なにも触れず、自分も忘れるぐらいで丁度良いものです。

「サラサウツギ」の豆知識

「サラサウツギ」「更紗空木」と書きます。

更紗とはインド起源の木綿布製品を指します。

本来は色鮮やかな文様染めですが、ここでは「綺麗な布」程度の意味でしょう。

八重咲きの花は、端切れ布をまとめたようにふわふわ美しく見えます。

なお、「更紗」の文字は江戸時代末期に当てたものです。

「さらさ」の語源はインドの港「スラト」だという説がありますが韻は全く合わず疑問視されており、ポルトガル語由来とする説も出ています。

まとめ

「サラサウツギ」は華やかで美しい花を咲かせます。

花言葉を知っていれば、更に深く楽しむ事が出来るでしょう。

花を多面的にとらえられる、花言葉を是非参考にして下さい。

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