「コモチマンネングサ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「コモチマンネングサ」の花言葉とは? 花言葉

「コモチマンネングサ」は、ベンケイソウ科マンネングサ属の越年草です。

日本では本州から九州、海外では中国、朝鮮半島に分布し、道端などに生え、雑草扱いされます。

花は黄色で、花期は5月から6月です。

花粉が少なく種子が出来にくいですが、葉脇から新芽のようなムカゴが作られ、これが落ちて繁殖していきます。

今回は、「コモチマンネングサ」の花言葉について解説します。

「コモチマンネングサ」の花言葉

「静寂」があります。

マンネングサ属の学名「セダム」は、ラテン語で「座る事」を意味する「セデス」が元になっています。

高く直立せず地面に貼り付くように生える姿からの連想です。

立ち歩いて騒ぐのではなく、静かにじっと座っている、そんな印象から付いた花言葉です。

物静かな友人や恋人などに贈るのに向いています。

動作音の静かな洗濯機や掃除機、防音に優れたレンタルオフィスなどの宣伝デザインにワンポイント加えても良いでしょう。

最近やかましい事が多いと思う時、道端の「コモチマンネングサ」を見つめ、暫し心を落ち着けるのも良いでしょう。

この花言葉が向いていないのは、相手より大きな声を出して要求を通す事が習慣になっている人です。

「何も言わずそっちの思い通りになれと言うことか」と、こちらの意図を好き勝手に曲解して、今までよりもうるさくがなり立てるでしょう。

また、静かにしていても、それによってストレスを溜めている人にも合いません。

褒めたつもりが、一層相手を追い詰めている場合があります。

「コモチマンネングサ」の豆知識

「コモチマンネングサ」は、漢字で「子持万年草」と書きます。

「コモチ」は、「コモチマンネングサ」がムカゴで増える時、子供を抱えているように見える事からのイメージです。

実際には受精せずに増えるムカゴは一種のクローンであり、種子で増える時の方が余程「子持」という言葉には合っています。

「マンネングサ」については、一年中緑の葉を絶やさず、乾燥にも強く簡単には枯れない事から付いた名です。

実際には越年草なので、1つの個体がそこまで長くは生きている訳ではありませんが、次々に他の個体が育ち始めるため、群れとして枯れ失せないのです。

まとめ

「コモチマンネングサ」は、あちこちで見る事が出来る植物です。

花言葉を知っていれば、見逃さず足を停め、花の時期に楽しむ事もできるでしょう。

風景に色を足してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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