「クロサンドラ」はキツネノマゴ科ヘリトリオシベ属の低木です。
「クロッサンドラ」と表記されることがあるほか、「ヘリトリオシベ」「サマーキャンドル」「ジョウゴバナ(上戸花)」「キツネノヒガサ」などと呼ばれることもあります。
その鮮やかな色の花が人気ですが、葉の方もツヤがあって美しいので観葉植物として扱われることもあるようです。
花の色は目が覚めるようなオレンジ色が主で、一部赤や黄色のものもあります。
開花期は主に5〜10月。
しかし温室のような場所に置いてやると一年中花を楽しむことも可能です。
「クロサンドラ」の花言葉
「クロサンドラ」の花言葉は「友情」「仲良し」「理想の美」「尊大」「誇示」「虚飾」などです。
これらはその花のユニークな形からきていると言われています。
「サマーキャンドル(夏のろうそく)」と呼ばれるようにそれはろうそくのような形をしていて、鮮やかな花を支える細長い緑の部位は苞(ほう)と呼ばれる葉が変化してできたものです。
そしてたくさんの花びらが炎のような花を形作っていることから「友情」「仲良し」という花言葉が、花が細長い苞の上で、苞を覆い隠すように美しく咲き誇っていることから他の花言葉が付いたと言われています。
ギフトに込める花言葉としては、「友情」「仲良し」が使いやすいでしょう。
友達やこれから友情を深めたい相手に贈るにはぴったり。
また「理想の美」もポジティブな花言葉ではありますが、一方で「虚飾」や「誇示」といったネガティブなものもあるので、誤解を避けたいのならメッセージカードを添えるのが良いでしょう。
「クロサンドラ」の豆知識
「クロサンドラ」はアフリカやインドなどを原産地とする熱帯性の花。
よって日本の高温多湿な夏は平気なものの冬には弱いので、鉢植えにして室内で管理するか、あるいはいっそ冬には枯れる一年ものとして割り切ってしまうのが一般的です。
樹高は0. 2〜0. 8mほどと木としてはとてもコンパクトなので、窓際などで育てることも難しくないでしょう。
まとめ
「クロサンドラ」はキツネノマゴ科の低木です。
「サマーキャンドル」と呼ばれることもよくあります。
ろうそくに似た鮮やかな色の花を付けるのが特徴で、花の色は主にオレンジ。
また花言葉は「友情」「仲良し」「理想の美」「尊大」「誇示」「虚飾」などです。
なお観葉植物や寄せ植えなどとしても楽しまれています。
