「クランベリー(ツルコケモモ)」はツツジ科スノキ属ツルコケモモ亜属の常緑樹です。
北アメリカ原産で、果樹として植栽されています。
花色は白から淡いピンクで、花期は５月から６月です。
果実は直径１０ｍｍほどの球に近い形で、赤く熟します。
今回は、「クランベリー」の花言葉について解説します。
「クランベリー(ツルコケモモ)」の花言葉
「心痛を慰める」「心を癒す」「天真爛漫」といいます。
良い意味が揃い、贈り物やお見舞いに向きます。
「心痛を慰める」
「クランベリー」は昔から膀胱炎などに薬効があるとされていた事から付いた花言葉です。
病気などで調子を崩した友人へのお見舞いに添えるのに向きます。
失恋や仕事の失敗などで気落ちしている人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、特に心が傷つく具体的な原因がなく、疲れているだけの人です。
「心を癒す」
こちらも「クランベリー」に薬効から付いた花言葉です。
他に、見ていると気分が良くなるような、艶やかで美しい果実の様子からも意味が合います。
激務やストレスに晒され、心が疲弊した人へ贈るのに向きます。
心を解してくれる音楽視聴に必要な、スピーカーの商品イメージにも使えます。
この花言葉を贈るのに合わなさそうで合うのは、疲れているのは身体だけで、気分は元気な人です。
身体が疲れている以上は、心も疲れているものです。
危険信号は見逃さないようにしましょう。
「天真爛漫」
鮮やかな色と、野性味のある酸味の強さからイメージされた花言葉です。
無邪気で元気なイメージのある人へ贈るのに向きます。
個性を伸ばしのびのび教えるという指導方針で、幼児から対応するスポーツクラブのシンボルにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、思うままに振る舞うけれど暗い雰囲気の人です。
天真爛漫は、日の当たるような明るさがイメージに含まれるため、合いません。
「クランベリー(ツルコケモモ)」の豆知識
「クランベリー」の名は、「クラン(鶴)」と「ベリー(果実)」が合わさったものです。
鶴に見えるのは花で、茎が首で蕾の状態の花を頭に喩えたものです。
一方、和名の「ツルコケモモ」の方は「蔓苔桃」と書き、「蔓」のような枝と「コケ」のような這う性質、小さいけれど「桃」のような色味の果実、という意味で付いたもので、「鶴」は関係ありません。
まとめ
「クランベリー」は、ドライフルーツなど加工済みの果実としての接点が多い植物です。
花言葉を知れば、植物としての姿にも興味が向くでしょう。
植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
