「キャットニップ」という花をご存知でしょうか。
ヨーロッパ・アジア西部原産、シソ科イヌハッカ属の多年草です。
別名「イヌハッカ」とも呼ばれています。
今回は「キャットニップ」の花言葉や名前の由来について、詳しく見ていきましょう。
「キャットニップ」の花言葉
「キャットニップ」の花言葉は、2つあります。
名前や姿にまつわる花言葉を、さっそくご紹介します。
「自由な愛」
名前の由来にも関係している「キャット(猫)」の、何にもとらわれず、気ままに行動する様子からできた花言葉です。
猫の性質を意味するだけでなく、「キャットニップ」自身も、紫・ピンク・白色といった多彩な花を咲かせる自由さがあります。
また、茎の先に小さな花をいくつも咲かせる姿からは、沢山の愛を感じることができます。
「愛らしさ」
沢山の小花を咲かせる可愛らしい、「キャットニップ」そのものを意味するような花言葉です。
ハーブとしても使用される葉は、猫にとってはマタタビのような魅力的な香りがします。
「キャットニップ」の虜になってしまうほどの猫の気持ちが、花言葉の由来になっています。
「キャットニップ」の名前の由来
「キャットニップ」を訳すと、「猫が噛む」という意味になります。
葉の香りを猫が好むことが由来となり、「キャットニップ」という名前がつきました。
「キャットニップ」の葉には、猫が興奮するマタタビのような「ネペタラクトン」という成分が含まれていて、ハッカのような香りがします。
思わず猫が噛んでしまうような、魅力的な香りを持つ植物です。
「キャットニップ」の豆知識
猫を夢中にさせる香りを持つ「キャットニップ」ですが、猫だけではなく人間も、ハーブとして料理やお茶の葉に使用しています。
「キャットニップ」の葉には、リラックス効果や風邪予防に期待できる成分が含まれていると言われています。
「キャットニップ」のハーブティ用の葉も市販されていますので、気になる方はチェックしてみてください。
綺麗な花の観賞だけでなく、ハーブとしても楽しむことができる植物です。
まとめ
小さな花が集まって咲く姿が愛おしい「キャットニップ」ですが、香りまで魅力的な、多方面で楽しめる植物です。
観賞用として育てるのはもちろん、ハーブとして育てることもできます。
どこかで「キャットニップ」に出会った時は、葉の香りを確認してみてください。
猫の気持ちが分かるかもしれません。