「ソケイ」はモクセイ科ソケイ属の低木です。
原産地のインドやパキスタンから中国を通じて日本に伝わったと言われており、名前は中国語名の「素馨」から来ています。
また「オオバナソケイ」と呼ばれることも。
しかし一般的にはソケイ属の仲間と共に「ジャスミン」として知られており、香料やジャスミン茶などに使用されます。
花は大きさ35mmほどの白いもので、開花期は7～11月。
多くの場合花びらは先の方で5つに分かれ、花は星形になります。
「ソケイ」の花言葉
「ソケイ」の花言葉は「可憐」「愛らしさ」「優美」です。
これらはいずれも可憐で愛らしいその白い花が、優美な香りを漂わせる様から来ています。
またこれらはジャスミンの花言葉と共通です。
このほか、ジャスミンには「幸福」「柔和」といった花言葉もあります。
こちらも白く、柔らかな雰囲気を感じさせる花に由来するものです。
いずれも花が美しいだけでなく、香りも良いので贈り物としてぴったりでしょう。
「ソケイ」の豆知識
「ソケイ」はジャスミンと呼ばれることも多いですが、ジャスミンとはモクセイ科ソケイ属の仲間を指す言葉です。
これには「ソケイ」のほか、マツリカ、ハゴロモジャスミン、オウバイなどが含まれます。
このうち香油や香料などの原料として特に利用されているのが「ソケイ」とマツリカ。
またジャスミン茶に多く利用されているのがマツリカです。
観賞用として特に人気なのはハゴロモジャスミン。
このように一口にジャスミンと言ってもその花や香りには多様性があるため、お好みのジャスミンを探してみるのも良いでしょう。
ちなみに「ソケイ」も庭木や公園樹とされることがあります。
原産地が温暖な地域であるうえ日当たりを好む性質があるので、十分に日が当たる暖かい場所で育てるのが良いでしょう。
ちなみに「ソケイ」はパキスタンの国花であるほか、チュニジアでも人気があり、国花とされることがあります。
まとめ
「ソケイ」はモクセイ科の低木で、ジャスミンと呼ばれるものの一種です。
星形の白い花からは、甘く優美な香りが漂います。
また香料や香油、ジャスミン茶などの材料として知られているほか、庭木や公園樹などとして観賞用に栽培されることも。
花言葉は「可憐」「愛らしさ」「優美」であり、これらはその花の様子から来たものです。
加えてこれらはジャスミンの花言葉と共通であり、またジャスミンは他にも「幸福」「柔和」といった花言葉を持ちます。
