様々な色合いが楽しい「ガーベラ」は、キク科「ガーベラ」属の総称で、宿根草として冬を越す多年草です。
アジアからアフリカの温帯から熱帯にかけて分布します。
日本での花期は4月から9月、暖かい地域の場合4月から11月です。
今回は「ガーベラ」の花言葉について解説します。
「ガーベラ」の花言葉
「希望」「前進」「辛抱強さ」「神秘」が共通した花言葉です。
太陽に向けて真っ直ぐ伸びて咲く姿と、カラフルな花弁に黒い中心のイメージからつきました。
いずれも良い花言葉なので、通常誰にでも合います。
ただ、大きな挫折の直後や、抑鬱状態にあるなど、自分の中で立ち直れていない人に対しては、追い立てる印象になるので、向いているとは言えません。
「ガーベラ」の色別花言葉
「ガーベラ」は大変色数の多い花です。
色別で様々な花言葉がついているので、見ていきましょう。
赤い「ガーベラ」の花言葉
「燃える神秘の愛」「チャレンジ」「限りなき挑戦」があります。
前向きな花の形に、情熱を意味する赤が加わり、一層意味合いが強まっています。
大事業を成し遂げようとする人に向いています。
「燃える神秘の愛」については、「ガーベラ」に共通する神秘性と、赤の持つ愛と情熱が合わさったものです。
ピッタリくる人と言えば、考古学者のような探求者でしょう。
ピンクの「ガーベラ」の花言葉
「感謝」「思いやり」「崇高美」「崇高な愛」「熱愛」「童心に返る」などがあります。
淡く優しい色合いは、感謝の気持ちや思いやりに通じるでしょう。
ピンクの愛らしいイメージは、愛情を捧げるべき相手と繋がります。
色つやの良さは、子供頃の日々の印象でしょう。
付き合いの長い恋人や配偶者へ贈れば、かつてのときめきをまた思い出せるでしょう。
オレンジの「ガーベラ」の花言葉
「冒険心」「我慢強さ」があります。
オレンジの花は、しばしば好奇心と結びつけられるため、冒険への原動力とされたのでしょう。
冒険の継続に必要な我慢強さも意味は繋がります。
何事にもチャレンジ精神を持ち、成し遂げる人に向いています。
黄色い「ガーベラ」の花言葉
「究極美」「究極愛」「親しみやすい」といいます。
黄色は英語圏で太陽の色を指し、ガーベラの形も太陽のようです。
日光は視覚の前提であり、美の究極と呼ぶに相応しく、同時に身近な親しみやすい存在です。
その高い技術を、親しみやすい作品作りに用いるクリエイターに向きます。
白い「ガーベラ」の花言葉
「希望」「純潔」「律儀」「改めてよろしく」があります。
希望と純潔は、何色にもなれる白の印象からつきました。
また、白は反射率の高い色です。
太陽に光をきっちり返し、挨拶するかのような姿からイメージできる花言葉です。
社内の転勤などで改めて挨拶する時に向いています。
青い「ガーベラ」の花言葉
「神秘」です。
青い「ガーベラ」は現在存在しておらず、染色して初めて存在するものです。
但しバラなどのように、遺伝子組み換えで、神秘のベールが暴かれる可能性は充分あるでしょう。
探究心溢れる研究者などの友人へ贈るのに向いた花言葉です。
まとめ
「ガーベラ」は、生け花やフラワーアレンジメントでしばしば見かける花です。
花言葉を知っていれば、どのように組み合わせるかのイメージも一層具体的になるでしょう。
花をより大切に感じられる花言葉を、是非心に留め置いて下さい。
