「ガジュマル」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ガジュマル」の花言葉とは? 花言葉

「ガジュマル」は、クワ科イチジク属の常緑樹です。

アジアの熱帯から亜熱帯域に分布し、日本では屋久島以南に生育します。

幹は分岐して茂り、気根を垂らし、これが絡まって立派な姿になります。

花はイチジク同様小さい「花嚢」の内側につき、外からは果実のように見えます。

今回は、「ガジュマル」の花言葉について解説します。

「ガジュマル」の花言葉

「たくさんの幸せ」「健康」といいます。

いずれも良い意味で、誰にとっても必要なものです。

本気でそうなって欲しい、子供や親しい人へ贈るのに向きます。

七五三やひな祭りなど、子供の成長を祝う時に飾ったり、木と記念写真を撮るのも良いでしょう。

「たくさんの幸せ」

多くの気根を伸ばす姿からイメージされたというのが1つめの由来です。

もう1つは、「ガジュマル」の古木に「キムジナー」という木の精霊がつく、という沖縄の伝説によるものです。

一説では赤い髪の子供の姿をしており、魚を獲るのが上手で、漁の手伝いもしてくれ、キムジナーが参加した漁は大漁になると言われています。

このため、キムジナーに気に入られた人は魚に困らず、金持ちになれるのです。

幸せは1つで十分という事はありません。

次々に幸せが欲しくなるという欲望の意味でもあり、子供が生まれて育っていく時のような、1つの幸せが次の幸せを生む場合もあるでしょう。

度が過ぎれば不幸になるのは、何でも同じです。

手に入った幸せへの感謝を忘れない気持ちが重要です。

「たくさんの幸せ」という花言葉は、心から幸せになって欲しいという相手へ贈るのに向きます。

一方、社交儀礼として贈ったとしても、現実味がなく響きませんが、無難な挨拶で良いなら問題ありません。

「健康」

多くの気根を伸ばし、成長力旺盛な様子から付いた花言葉です。

気根は、最初は細く頼りないのですが、その後太くなり樹皮も付きます。

道路の舗装を破り、絡みつかれた樹木はそのまま枯れてしまう事もあります。

そんなパワフルな性質は「健康」そのものと言えるでしょう。

「健康」は誰にも必要なものです。

この世のあらゆる贅沢が用意されても、風邪1つひいていれば、放っておくでしょう。

寝るのが一番楽しいという人ですら、病気でうなされながらでは楽しめません。

誰にでも合いますが、特に子供の健康を祈って贈ったり、親の長寿を願い贈るのに良いでしょう。

まとめ

「ガジュマル」の花言葉は「たくさんの幸せ」「健康」です。

木の精霊「キムジナー」がつくとされており、花言葉の由来になっています。

植物への興味を深めてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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