遠目にふわふわした印象のあるカワラマツバは、アカネ科ヤエムグラ属の多年草です。
北海道から九州にかけて分布し、河原や堤防、畦道などの日当たりの良い草地に生育します。
葉や茎にやわらかい毛が生えますが、果実に毛はありません。
7月から8月にかけて白く小さい花を多数咲かせます。
今回は、カワラマツバの花言葉について解説します。
「カワラマツバ」の花言葉
「活発」があります。
小さい花が多数咲く様子や、河原に生い茂る様子、名前の由来にもなった細い葉の先に付いたトゲなど、元気で手の付けられないやんちゃ坊主のイメージはあります。
仕事や様々な趣味などに積極的に取り組む、エネルギッシュな友人や子供などに贈るのに向いた花言葉です。
元気のない後輩に叱咤の意味で渡すのも良いでしょう。
スポーツジムのディスプレイにも合っています。
自分に活発さが足りないと思う時は、スマホの待ち受けにして意識を変えてみてはいかがでしょう。
この花言葉が向いていないのは、発言や目に見える行動は少ないけれど、きちんと結果を出している人です。
こういう人は、目に付かない部分で適切に仕事をしているからこそ、結果を出しているのです。
更に活発さを促すのは「やる気があるフリをしろ」または「無償で今以上の結果を出せ」と言っているのと同じです。
そういう人は決断力があり、しかも誰かに相談するタイプではないので、思いがけないタイミングでいなくなって後悔する事になります。
「カワラマツバ」の豆知識
カワラマツバは「河原松葉」と書き、細く尖った葉が松の葉を連想させる事から付いた名前です。
同じように「マツバ」が付く植物は大変多く、松が古くから日本人に深く根付いていた事が分かります。
カワラマツバは変種が多く、マツバの付く植物を増やしている一派と言えます。
まず、黄色い花の「キバナカワラマツバ」で、こちらは花の色だけが違う品種です。
次に「エゾノカワノマツバ」。
こちらは北海道以北の品種で、花が黄色で果実に毛が多く生えます。
その白い花の品種が「チョウセンカワラマツバ」です。
その他、エゾノケカワラマツバやシナノカワラマツバなど、様々な品種があります。
まとめ
いつも通る道端に咲くカワラマツバを見かけた時、花言葉を知っていればより好ましく感じられるでしょう。
有り触れた風景に色を足してくれる花言葉を、是非参考にして下さい。