「カマツカ」という花をご存知でしょうか。
「カマツカ」は、バラ科カマツカ属の落葉高木で、「ウシコロシ」とも呼ばれています。
今回は「カマツカ」の花言葉や名前の由来について、詳しく見ていきましょう。
「カマツカ」の花言葉
「カマツカ」の花言葉は、3つあります。
さっそくご紹介します。
「真実」
「カマツカ」の花は、真っ白い色をしています。
何色にも染められていない、?偽りのない花の色が「真実」という言葉を表しています。
秋になると赤い実が生るのですが、その真っ赤な実も存在感があり、「カラマツ」のありのままの姿を強調しているかのように見えます。
「真心」
春には花を咲かせ、秋には真っ赤な実が生ります。
季節と共に実直に成長を遂げているその姿こそ、「真心」という花言葉そのものを意味しています。
「カマツカ」の実は、盆栽として楽しむこともできます。
何かに真剣に取り組む時などに、飾ると良い植物です。
「愛嬌」
「カマツカ」の花びらは、丸くて柔らかみのある形をしています。
花は、いくつかが寄り添うようにまとまって咲いているのが特徴です。
くっつき合いながら咲いている可愛らしさが、「愛嬌」という花言葉と結びつきます。
先端が尖っている花びらに比べると、丸みがあり優しさも感じられる、愛嬌たっぷりの「カマツカ」の花です。
「カマツカ」の名前の由来
「カマツカ」は、漢字では「鎌柄」と書きます。
硬くて丈夫な「カマツカ」の木が、「鎌」の「柄」の材料として使われていたことから、「鎌柄(カマツカ)という名前がつきました。
刃物の柄になるほどの、強度が高い材質であることがよくわかる名前の由来です。
「カマツカ」の豆知識
秋になると真っ赤な実が生るのですが、「カマツカ」の実が食べられることをご存知でしょうか。
食用として育てられていたり、そのまま食べると酸っぱさがあるので、果物酒にして楽しんでいる方もいます。
実は、りんごのような味がするとも言われています。
「カマツカ」は、庭や盆栽として育てることもできます。
味が気になる方は、自分で育ててみることをおすすめします。
まとめ
「カマツカ」は、丸みのある可愛らしい花びらや、美しい真っ赤な実など、あらゆる面で楽しませてくれる魅力的な植物です。
盆栽としても心を和ませてくれます。
ありのままの姿を楽しませてくれる「カマツカ」と共に、季節を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。