カナメモチという花をご存知でしょうか。
カナメモチの原産地は日本・中国で、バラ科カナメモチ属に分類される常緑性の小高木です。
今回はカナメモチの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「カナメモチ」の花言葉
カナメモチという生け垣に使われることの多い植物には、以下のような「カナメモチの見た目の分かりやすい印象」に基づく一つの花言葉があります。
「にぎやか」
「にぎやか」です。
5月頃の新緑の季節になると、カナメモチの真っ赤な葉っぱが賑やかに周囲の景色をもり立ててくれます。
「気分が落ち込んでいて、にぎやかな明るい気持ちになりたいとき」などには、カナメモチの葉っぱを観賞してみたり自宅の庭木・生け垣として植えてみたりすると良いでしょう。
「にぎやかな気分で一緒に盛り上がっていきたいパートナー・友達」と一緒に、カナメモチの木や赤い葉を眺めてみるのも良いでしょう。
「カナメモチ」の花言葉の由来
カナメモチの「にぎやか」という花言葉は、新緑の季節(4~5月)にかけて「真っ赤に鮮やかに色づくカナメモチの葉っぱ」に由来しています。
紅色に赤く色づいたカナメモチの葉っぱの第一印象が、「目に鮮やかでとても華やか・にぎやかに見えること」に由来している花言葉なのです。
「カナメモチ」の豆知識
カナメモチという植物の和名は漢字で書くと「要黐」であり、カナメモチの植物としての材質が非常に堅いことに由来しています。
また「扇の要(かなめ)」の部分の素材として使われていたことにもちなんだ和名です。
カナメモチには「アカメモチ(赤芽黐)」という別名もあります。
カナメモチの英名は「Japanese photinia」であり、属名の学名である「Photinia(フォティニア)」はギリシア語のphoteinos(輝く)が語源になっています。
このギリシア語由来の属名は、「カナメモチの葉っぱが赤色でキラキラした光沢がある」といった意味のニュアンスを含んでいます。
「セイヨウカナメモチ(レッドロビン)」という品種が、カナメモチとオオカナメモチの交雑種として知られています。
まとめ
カナメモチは真っ赤な葉っぱの色合いが綺麗なことから、「生け垣」に植える植物として人気です。
カナメモチは5~6月の春から梅雨にかけての季節に、小さな花をたくさん咲かせます。
カナメモチについて詳しくリサーチしたいときは、ぜひこの記事で花言葉の意味や由来、豆知識を調べてみてください。