「オクエゾサイシン」(奥蝦夷細辛)は、ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草です。
日本固有種で本州北部から北海道にかけて分布し、山地の林内に生育します。
花は筒状で、赤紫の萼片が組み合わさっており、葉よりずっと下の地面近くで咲きます。
花期は5月から6月です。
今回は、「オクエゾサイシン」の花言葉について解説します。
「オクエゾサイシン」の花言葉
「秘められた恋」「内気」「あなたを守る」です。
同属の「カンアオイ」の花言葉と一部重複します。
比較的良い意味で、恋人向きの言葉です。
花束にするような花ではありませんが、画像などで贈る事はできます。
「秘められた恋」
根元に咲き、見つけにくい事から付いた花言葉です。
思春期の頃から青年期まで、恋する気持ちは大小様々浮かぶでしょう。
その全てが成就する訳ではありません。
「秘められた恋」のままだったものもあるでしょう。
それが不幸だとか、積極性が足りないというものでもありません。
気持ちにせよ、何か仕事の成果にせよ、表に出す時は取捨選択が伴います。
出した何倍も、秘めたままにされたものがあるのです。
この花言葉は、秘めているのが辛いほど大きくなった恋心という意味で、恋の告白へ添えるのに向きます。
「内気」
こちらも目立たず、葉に隠れるようにして咲く性質から付いた花言葉です。
「内気」な人が、人に対して強く出ないからといって善良とは限りません。
「オクエゾサイシン」は、「細辛」の名の通り辛味がありますが、「内気」な人も同様です。
そもそも「内気」といっても、自分のホームでは堂々としている場合もあるのです。
全てを知る必要もありませんが、見えていない部分がある事を意識のは重要です。
誰かに贈るには難しい花言葉ですが、創作のキャラクタイメージには使えます。
「あなたを守る」
傘をさしかけるように美しい葉が付き、その根元に控えめに花が咲く様子から付いた花言葉です。
守りたいと思う人がいる事は幸せです。
相手が傷つかないように守れば、自分の傷になります。
それでも良いと思えるほど大切なのであれば、生きるモチベーションが増えたようなものです。
勿論、本当に危険が訪れた時、守り切れない事もあるでしょう。
だからといって、守りたいと思った気持ちには、嘘はないのです。
まとめ
「オクエゾサイシン」(奥蝦夷細辛)は、ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草です。
花言葉は「秘められた恋」「内気」「あなたを守る」です。
恋する心も盛り上げる、花言葉を是非参考にして下さい。
