「オオボウシバナ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「オオボウシバナ」の花言葉とは? 逆引き

「オオボウシバナ(大帽子花)」は、ツユクサ科ツユクサ属の一年草で、「ツユクサ(露草)」の変種です。

中国原産で、日本では染料の原料として江戸時代中期から栽培されています。

花は花径4cmほど、2枚の青い花弁とそれに覆われる1枚の白い花弁を持ちます。

朝に咲き、その日のうちに萎む1日花で、花期は7月から8月です。

今回は、「オオボウシバナ」の花言葉について解説します。

「オオボウシバナ」の花言葉

「懐かしい関係」「尊敬」「恋の心変わり」「影響力」です。

様々な方向性の言葉が混じりますが、カードなどで伝える言葉を限定すると誤解がありません。

「懐かしい関係」

属名の学名を「コメリナ」といいます。

これはオランダの植物学者ヤン・コメリンと、彼の甥のカルパス・コメリン、そしてカルパスの早逝した息子への献名です。

3枚の花弁を、この3人に喩えており、花言葉も彼らの関係性を表しています。

古くからの友人へ贈り、友情を伝えるのに良いでしょう。

「尊敬」

こちらも学名の由来となったコメリンへの尊敬を表します。

青い花色の知的で冷静なイメージも、「尊敬」の念を抱かせる性質です。

「尊敬」の気持ちは持つに越した事はありません。

人の生活は、あらゆるものが誰かの仕事で成り立っているのです。

一方、世話になっているばかり、と、自分を負い目に感じる必要はありません。

自分ではいつもの退屈な事だと思ったとしても、何かしら誰かを助け、「尊敬」に値する仕事になっている事も多いのです。

この花言葉は、何かしら「尊敬」を感じる相手へ贈り、好意を伝えるのに向きます。

「恋の心変わり」

朝咲いて1日で萎れてしまう性質から付いた花言葉です。

一方、染料として利用され、青く色を付ける事も意味が合います。

不穏なメッセージになるため、恋人へ贈るには向きませんが、創作の恋愛もので、心の動きの比喩として描写するには良いでしょう。

「影響力」

こちらも染料の性質から付いた花言葉です。

「オオボウシバナ」は、京友禅の下絵を描く染料、「青花紙(あおばながみ)」の原料として利用されます。

これによって引かれた線は、それ自体の色を超え、カラフルな友禅染めへ繋がっていくのです。

まとめ

「オオボウシバナ」は、ツユクサ科ツユクサ属の一年草です。

花言葉は「懐かしい関係」「尊敬」「恋の心変わり」「影響力」です。

人との関係も円滑にしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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