「オオバナウツボグサ」は、シソ科ウツボグサ属の多年草です。
「ウツボグサ(靫草)」の大きい花の品種という意味で、「タイリンウツボグサ(大輪靫草)」とも呼ばれます。
ヨーロッパからコーカサス地方原産で、標高500から2000m程の山地に生育します。
花は唇型で、花色は紫、花期は6月から9月です。
今回は、「オオバナウツボグサ」の花言葉について解説します。
「オオバナウツボグサ」の花言葉
「優しく癒す」「協調性」です。
同属の「ウツボグサ」の花言葉と共通します。
良い意味の言葉で、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「優しく癒す」
「オオバナウツボグサ」に薬効がある事から付いた花言葉です。
「ウツボグサ」の方は「夏枯草」と呼ばれ、漢方薬に利用されています。
一方、「オオバナウツボグサ」もヨーロッパで「ラージ・セルフヒール」の呼び名があり、薬草として使われました。
扁桃炎など、消炎作用や利尿、消化促進などに効果があるとされます。
人を癒す時、優しさは必須です。
相手の為と思い、敢えて厳しい事を言う場合もありますが、弱り癒されるべき状態では、そのままダメージになってしまいます。
人の苦しみを憂い、同情と愛情を注ぐ気持ちが必要です。
この花言葉は、一緒にいると癒されホッとできる人へ、日頃の感謝をこめて贈るのに向きます。
辛さにくじけている人へ贈り、慰めるにも良いでしょう。
「協調性」
複数の花がまとまって咲く様子から付いた花言葉です。
チームで仕事する場合、「協調性」は能力より重要になります。
個人の能力でチーム全体に匹敵するなら必要ないのですがそこまでの能力の人は、単なる有能程度では足りません。
特に、チーム作業に落とし込めるような仕事に関しては、天才的に出来る人であっても、他の職員の2割、3割増程度で、倍まではいきません。
その程度の能力で、「協調性」を欠き、全体の雰囲気を悪くするのであれば、能力的なアドバンテージは簡単に帳消しになってしまうのです。
「上司にゴマをする調子の良いヤツばかり評価される」というのは、正にこのポイントです。
作業効率が劣っていようと、上司の命令を素直に聞き、雰囲気を保てる職員の方が、チームプレイには役立ちます。
不当な評価と思う時は、トータルで考え、その上でどうしても納得いかないなら、場所を変えるといった自発的な考えが重要でしょう。
この花言葉は、「協調性」があり、皆の関係を良くしてくれる人へ贈り褒めるのに向きます。
まとめ
「オオバナウツボグサ」は、シソ科ウツボグサ属の多年草です。
花言葉は「優しく癒す」「協調性」です。
人との関係も円滑にしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。