「オオバジャノヒゲ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「オオバジャノヒゲ」の花言葉とは? 逆引き

「オオバジャノヒゲ(大葉蛇の鬚)」は、キジカクシ科ジャノヒゲ属の常緑の多年草です。

日本固有種で、本州から九州にかけて分布し、林内の日陰に生育します。

花は花茎7mm程、漏斗型で、花色は白から淡紫色、多数まとまって咲き、花期は6月から8月です。

通常は緑の葉ですが、「黒竜」という黒葉の品種もあります。

今回は、「オオバジャノヒゲ」の花言葉について解説します。

「オオバジャノヒゲ」の花言葉

「変わらぬ想い」「飾らない人」です。

良い意味の言葉で、意味が合う相手への贈り物に向きます。

「変わらぬ想い」

常緑の葉から付いた花言葉です。

恋人と付き合い始めた頃の新鮮な気持ちは、失いたくないものです。

けれど、気持ちはいつまでも同じではいられません。

相手を知るに連れ、見え方が変わって来るのは当たり前です。

それでも何も変わらないのだとしたら、むしろ興味を持たれていないと言えます。

常緑の葉は、永久に生きている訳ではありません。

枯れる時が一斉に来ず、少しずつ生え替わる新陳代謝で保たれているのです。

常に新たな魅力に気づき、互いが飽きない、そんな関係によって「変わらぬ想い」が維持されるのです。

この花言葉は、配偶者へ贈るのに向きます。

「飾らない人」

美しい花を咲かせますが、むしろ繁る葉の方が印象的な事から付いた花言葉です。

何か特別に飾って見せるより、普段の姿に美しさがあるという意味です。

本当の意味で飾らない人はいません。

何かしら、自分の理想と思う姿に向かう演出があり、その結果多少なりとも良く見せたい気持ちがあります。

そこにある差は、程度と方向性でしょう。

盛らない方向で美しくする事に、価値を持つ人へ贈るのに向きます。

実際には細かく飾っている事に気付いても、気付かないフリで「飾らないのに美しい」と褒めても差し支えありません。

「オオバジャノヒゲ」の豆知識

「オオバジャノヒゲ」は、「ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)」の大きな品種を表す名です。

竜の鬚のような葉という意味の他、「尉の鬚(じょうのひげ)」という説もあります。

「尉」とは老人(翁)を表す能面の事で、その長いあごひげに喩えたものです。

まとめ

「オオバジャノヒゲ」は、キジカクシ科ジャノヒゲ属の常緑の多年草です。

花言葉は「変わらぬ想い」「飾らない人」です。

人との関係も円滑にしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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