オオイワカガミという花をご存知でしょうか。
オオイワカガミの原産地は北海道南部より南の日本であり、イワウメ科イワカガミ属に分類される常緑多年草です。
今回はオオイワカガミの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「オオイワカガミ」の花言葉
オオイワカガミの花言葉は、近縁種のイワカガミと同じ花言葉になります。
イワカガミは一つだけの花言葉しか持っていないので、オオイワカガミの花言葉も以下の一つだけとなります。
「忠実」
「忠実」です。
オオイワカガミには、「一度心を許して深くつながった相手(パートナー)のことを決して裏切ることのない忠実な性格・忠誠心」といった花言葉が備わっています。
「生涯をずっと寄り添って生きていきたいパートナー」に贈ったり一緒に眺めたりするのに、最適の花と言えるでしょう。
オオイワカガミのつつましやかな花を観賞することで、「お互いに対する忠実・誠実」を改めて確認することができそうです。
「オオイワカガミ」の花言葉の由来
オオイワカガミの花言葉は、近縁種のイワカガミの花言葉である「忠実」に準拠したものです。
オオイワカガミの葉っぱが銅鏡のようなツヤツヤとした光沢を帯びていて、見る人の姿を「忠実」に映し出すように感じられることに由来しているとされます。
あるいは、下向きにしおらしく咲いている「オオイワカガミのピンク色・白色の花」が、「パートナーや主人に対する忠実な裏切ることのない精神性の現れ」として解釈されたことに由来していると考えられています。
「オオイワカガミ」の豆知識
オオイワカガミ(大岩鏡)という和名は、「岩場に生息することが多い生態」や「鏡・銅鏡のようにツヤツヤとした丸い葉っぱを備えていること」に由来しています。
ただし、イワカガミ属のすべての種が岩場に生えるわけではなく、葉っぱが比較的大きい「オオイワカガミ・イワカガミ」は「岩場」よりも「山地」に生えていることが多い植物種です。
「岩場」に咲いていることが多いのは、イワカガミ属の中でも「ヒメイワカガミ・ヤマイワカガミ」などの種になります。
まとめ
オオイワカガミは4~7月の春から夏にかけての季節に、下を向いたような姿のつつましやかなピンク色(薄紅色)・白色の花を咲かせます。
オオイワカガミについて詳しく調べたいときは、ぜひこの記事で花言葉の意味や由来、豆知識をチェックしてみてください。