「エリスロニューム」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「エリスロニューム」の花言葉とは? 花言葉

エリスロニウムは、ユリ科カタクリ属の多年草です。

控えめに咲く花は、ユリ科らしい清楚な感じがします。

開花時期は、3月~5月です。

秋植え球根で、原産地は北アメリカなどです。

初春に咲き、春の訪れを知らしてくれる薄ピンク色の花が咲きます。

今回は、エリスロニウムの花言葉についてご紹介します。

「エリスロニューム」の花言葉

エリスロニウムの花言葉は、「嫉妬」「初恋」「寂しさに耐える」になります。

それぞれの花言葉の意味や由来を見ていきましょう。

「嫉妬」

エリスロニウムの花が独特の咲き方をすることから付けられています。

山の中でひっそりと花を咲かせますが、うつむいて咲く薄いピンク色の花姿 が、少しとがっているようにも見えます。

これが、嫉妬の炎が燃え盛っているように見えたとされています。

「初恋」

エリスロニウムの花の形が由来になります。

花がうつむいて咲く様子が、シャイな少女のように見えます。

その姿が、切ない初恋の恥じらいのようだと思われたことから付けられています。

別名はカタクリと呼ばれ、万葉集では控えめで可憐な少女を表す花として登場しています。

「寂しさに耐える」

うつむいて咲く様子が、寂しさに耐えているように見えます。

また、球根として地中で長い間休眠して芽が出てこないことからという説もあります。

「エリスロニューム」の花言葉の由来

控えめに、しかしどこか物憂げに咲くエリスロニウムの咲く姿が、花言葉の由来になっています。

どれもうつむきがちな花の様子から付けられています。

「エリスロニューム」の豆知識

別名は、西洋カタクリと呼びます。

片栗粉のことです。

片栗粉は、カタクリの球根から抽出したデンプンの粉になります。

家庭にある片栗粉は、ジャガイモやサツマイモになります。

奈良時代の万葉集にカタクリが詠まれていて、日本人には古くからなじみのある花です。

高さは20~25cmで、葉が横に広がって小さな花が咲きます。

見た目はユリに似ていて、うつむきがちに咲く花です。

花色は、淡い紫色や赤色、クリーム色や白色、黄色などがあります。

また、短い開花期間なので春の妖精、スプリング・エフェメラルとも呼ばれています。

まとめ

エリスロニュームは、シャイな様子でうつむきながら花を咲かせます。

日本人には昔からなじみが深い花です。

1月28日、3月24日の誕生花です。

エリスロニュームは培難度が高い植物です。

しかし、中には丈夫で育てやすい品種もあります。

カタクリとも呼ばれ、花言葉は淡い初恋のようなイメージです。

今回は、咲く姿が可愛らしいエリスロニュームの花言葉をご紹介しました。

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