丸い葉が可愛い「ウォーターマッシュルーム」は、ウコギ科チドメグサ属の水生の多年草です。
浅瀬の他、水が溜まっていない、湿地の陸地でも生育します。
アメリカ大陸原産で、1960年代に熱帯魚用の水草として導入された後、田んぼなどに帰化しました。
花は小花が玉状に咲き、花期は5月から9月です。
但し、花はあまり目立たず、主にキノコの笠かコインのような葉を楽しむ植物です。
今回は、「ウォーターマッシュルーム」の花言葉について解説します。
「ウォーターマッシュルーム」の花言葉
「希望」といいます。
水陸問わず地下茎を伸ばし、株が広がって行く様子から付いた花言葉です。
また、硬貨のような葉が増える事は、「富が増える」という、未来への希望にもなります。
社会情勢が不安で経済的にも厳しくなっていく昨今、「将来に希望が持てない」と思う事も多いでしょう。
ですが、一歩立ち止まって考える必要があります。
いつと比べて不安なのか、具体的に不安は何なのか、という事です。
戦後昭和期は経済的には発展していましたが、公害問題は深刻でした。
健康とお金なら、圧倒的に健康が大事でしょう。
バブル崩壊から下降する平成期も、30年続けば日常です。
不安というのは、楽しい時は「これが終わったらどうなる」、辛い時は「これが終わらなかったらどうしよう」、何もない時は「このままで良いのだろうか」と常に付きまとうものです。
経済が不安なら、幾ら持っていれば大丈夫か、値上がりが心配ならどれぐらいまで上がっても平気か、許容出来る範囲と、自分で出来る事を考えれば、やる事がはっきりします。
根拠の薄い漠然とした不安は、やる事がなくなった心の暇つぶしで、希望に向かい動いていれば、姿を見せないものです。
将来有望な教え子へ贈ったり、家族が幸せになるという希望として植えるのに向きます。
「ウォーターマッシュルーム」の豆知識
「ウォーターマッシュルーム」は、水辺に生え、水面に浮かぶ葉が、群生するキノコ(マッシュルーム)の笠を思わせる事から付いた花言葉です。
一方、これを硬貨に喩えた「ウォーターコイン」という別名もあります。
和名の方は「ウチワゼニグサ(団扇銭草)」と呼び、やはり葉を団扇や銭(硬貨)など、丸い物に喩えた名です。
まとめ
「ウォーターマッシュルーム」は、可愛らしい植物です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
植物との距離を一層近づけてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。