「イヨカン」という果物をご存じでしょうか。
日本在来種の柑橘類で、ミカン科ミカン属の常緑小高木です。
分厚い皮と果汁が多く爽やかな甘みと酸味の果肉が特徴で、愛媛から出荷された「伊予の柑橘」であることからこの名前が付きました。
今回はそんな「イヨカン」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「イヨカン」の花言葉「純粋」「清純」「結婚式の祝宴」
「イヨカン」は「ミカン」の仲間ですので花言葉も同じものを使用することができます。
「ミカン」には花と樹と実で別の花言葉が付いていて、花は「純粋」「清純」「結婚式の祝宴」という意味になります。
これは同じ柑橘系の「オレンジ」が海外では花嫁を飾る花とされていることから付けられました。
「イヨカン」の花期は5月頃で、5枚の白い花びらが星のように咲く姿はとても可憐です。
「イヨカン」の花言葉「寛大」「気前の良さ」
「ミカン」の樹には「寛大」「気前の良さ」と言う花言葉が付いており、これもミカン科の「イヨカン」に適用することができます。
これは「ミカン」の樹がたくさんの実を付け、飢えや渇きを癒してくれることに由来しています。
「イヨカン」の樹に実が生るまでには3〜5年ほどかかりますが、楕円形の葉が茂るさまも見応えがありますので庭木にもお勧めです。
「イヨカン」の花言葉「優しさ」「美しさ」
「ミカン」の実には「優しさ」「美しさ」といった花言葉が付けられています。
これは「ミカン」を始めとする柑橘系の実が太陽の様に金色に輝くこと、柑橘系の果実に「リモネン」という香り成分に疲労の軽減やリラックス効果があることから来ています。
落ち着かないときは「イヨカン」の実を食べて、その香りと味で心と体を癒してみてはいかがでしょうか。
「イヨカン」の豆知識
「イヨカン」はビタミンCを豊富に含んでおり、美肌や風邪予防に効果があります。
またカリウムが余分な塩分を輩出してくれるほか、ミカン科に含まれるシネフィリンは脂肪燃焼効果も期待されています。
クエン酸は疲労回復や抗酸化物質の減少を助けてくれますので、食欲がないときや夏バテ気味の時にお勧めの果物です。
まとめ
「イヨカン」の実は美味しいだけでなく、様々な美容効果やリラックス効果も持っています。
「イヨカン」の実をぜひ日常的に味わってみてください。