「イヌザクラ(犬桜)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イヌザクラ(犬桜)」の花言葉とは? 花言葉

「イヌザクラ(犬桜)」は、バラ科ウワミズザクラ属の落葉樹です。

本州から九州の山地に自生し、日当たりと水はけが良い場所を好みます。

花は直径7mmほどで、白い花弁が5枚つき、雄しべが目立つブラシ状の花穂を作ります。

花期は4月から5月です。

今回は、「イヌザクラ」の花言葉について解説します。

「イヌザクラ(犬桜)」の花言葉

「淡白」「純潔」といいます。

良い意味とあまり良くない意味が混じる為、贈る時は意図を明らかにしましょう。

「淡白」

「ソメイヨシノ」などの鑑賞用のサクラ品種と比べると、花が地味であっさりしている所から付いた花言葉です。

この言葉自体はそこまで悪い意味はありませんが、サクラと比べてしまうと、「白いだけで桜色の温かな色味もない」という悪いニュアンスになってしまいます。

一方、人が淡白な場合というと、冷たく事務的な人のイメージになるでしょう。

物事にこだわりネチネチ文句を言わず、切り替えの早い人を表す言葉になります。

この距離感は、恋人だと愛情を疑ってしまいますが、職場の同僚などの場合は、含むところがなく、仕事がしやすい相手になります。

人間関係も適材適所、一概に良い悪いは決まらないものです。

物事にこだわらずさっぱりした人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。

「純潔」

白く飾り気のない花の姿から付いた花言葉です。

「イヌザクラ」が本当に飾り気がないかというとそうでもなく、それなりの華やかさはあります。

ですが、一般的な「サクラ」のイメージからすると地味になってしまいます。

純潔というと難しい表現ですが、心根について考えるなら扱いやすいでしょう。

純粋で高潔な人というのは、一緒にいて心地よいものです。

そういう人には、人の不幸や悪口で喜ぶような、曲がった感覚はありません。

それが「嘘臭く鼻持ちならない」と思うなら、それはあなたの後ろめたさがそのまま表れているだけです。

物事に真っ直ぐで気高い人へ贈るのに向きます。

「イヌザクラ(犬桜)」の豆知識

「イヌザクラ」の名は、「桜に似ているが劣ったもの」という意味です。

犬はしばしば劣った物の形容に使われます。

昨今は犬用品より人間用の方が高い事もありますが、そういうもののなかった時代の感覚です。

別名は「シロザクラ(白桜)」で、白い花から付いた名です。

まとめ

「イヌザクラ」は、サクラと思って見ると、地味な花です。

花言葉を知れば、派手さのない部分に見所を感じられるでしょう。

花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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