「イヌゴマ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イヌゴマ」の花言葉とは? 花言葉

イヌゴマは、シソ科イヌゴマ属の多年草です。

日本では南千島から九州にかけて、湖畔や休耕田などの湿地に生えます。

海外では中国以南と極東ロシアに分布します。

別名はチョロギダマシです。

ここでは、イヌゴマの花言葉について解説します。

「イヌゴマ」の花言葉

「善良」「正直」があります。

素直で正直な相手に贈る他、自分の家などに飾り、そうあろうと心がけるのにも良いでしょう。

逆に、自分が騙されたことのある相手や、しばしば嘘が必要になるような仕事している人に対しては皮肉になるので、喧嘩を売りたい時以外はやめましょう。

「善良」

真っ直ぐ空に伸びる花のイメージの花言葉です。

白に近い薄いピンクの花も、潔白のイメージに近いと言えるでしょう。

人間何かしら悪い部分があるとは言いますが、それに甘んじて善良さを忘れればどこまでも落ちてしまいます。

善良であろうとしながらも、たまに悪い事をして後悔する、このせめぎ合いが人間味で、ゼロイチで決まるものではありません。

傍らにイヌゴマがあれば、自分の善良さを再認識出来るかも知れません。

「正直」

善良と同じく真っ直ぐな花のイメージです。

チョロギダマシという別名があるのに、正直というのはどうかと思ってしまいますが、イヌゴマ自身はただ正直に生きているだけです。

論理的に贈り物などに向いています。

正直な人はそのまま受け入れ、不正直な人は不正直に正直を装って受け入れてくれる筈です。

「イヌゴマ」の豆知識

植物に「イヌ」と付く場合、「本物と似ているけれど役に立たないもの」の意味になります。

「イヌ」は動物の犬はなく、「否」「異な」が転訛したものという説があります。

ですが、由来は混在していると考えた方が自然でしょう。

最初の「イヌ○○」を知った人が、新しい「イヌ××」を付ける時は、間違いなく動物の犬を想像しているでしょう。

イヌゴマは、利用価値の低さから「イヌ」が付いた植物です。

ゴマに似た実をつけますが食べられません。

根が食べられるチョロギに姿が似ていますが、根の方も食べられません。

チョロギダマシの名はここから付いています。

もっとも騙されるのは人間で、チョロギは騙されていません。

その結果、人間に無駄に掘り返されるのはイヌゴマなので、やはりチョロギには被害が及んでいません。

腑に落ちない2つ名ではあります。

まとめ

イヌゴマはしばしば雑草扱いされますが、花の時期は可愛らしく美しいものです。

花言葉を知っていれば、より興味を持って気付く事が出来るでしょう。

在り来たりの風景の解像度を上げられる花言葉を、是非参考にして下さい。

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