「イズノシマダイモンジソウ」は、ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草です。
日本固有種で、伊豆諸島、房総半島南部に分布し、湿り気の多い崖などに生育します。
花は花弁5枚で、下向きの1枚が長く、花色は白、花期は10月から1月です。
今回は、「イズノシマダイモンジソウ」について解説します。
「イズノシマダイモンジソウ」の花言葉
「熱烈な恋」「情熱」「自由」「不調和」です。
「ダイモンジソウ(大文字草)」と一部共通します。
生息域が狭く個体数も限られるため、野生個体を贈るような花ではありませんが、画像などの形で贈る事はできます。
「熱烈な恋」
伊豆諸島に降り注ぐ陽光のイメージから付いた花言葉です。
静かに深めていく恋も、情熱的に勢いで進める恋もあります。
人それぞれに合うスタイルがありますが、ここ一番という時は熱烈に押すのも良いでしょう。
相手にある程度好意があれば、積極的過ぎで丁度良いぐらいです。
この花言葉は、恋人へ贈るのに向きます。
恋の告白に添えても良いでしょう。
「情熱」
恋に限らない、熱烈な気持ちを表します。
「情熱」を傾けているものはなんでしょう。
仕事や趣味、子供の教育、何であれ、一心に「情熱」を傾けられる事は幸せです。
誰にでも何か好きな事があるとか、1つぐらい得意な事があるというのは、願望に過ぎません。
ただ、自分の中に感情の大小があるだけです。
その中の、比較的大きい感情に「情熱」を注いで育てる事で、他人の目に付くものになっていくのです。
この花言葉は、「情熱」があり、好ましい人へ贈るのに向きます。
「自由」
「ダイモンジソウ」共通の花言葉です。
5枚の花弁が、毛筆で書いた「大」の字に見える事が由来になっています。
「自由」に両手足を広げているという連想です。
「自由」には責任が伴うといいますが、負うべき責任を無制限に広げるのは、「自由」を認めていないのと同じです。
「自由にしてきたのだから、あらゆるトラブルは自己責任」という理屈は、前後が繋がっていない詭弁の類です。
こういう論法の「自由」は、そうするしかないよう誘導されたものを、自分で選んだ体裁にさせられています。
見せかけの「自由」と、本来の「自由」は見極めましょう。
「不調和」
花弁が不均質な姿から付いた花言葉です。
不調和な花弁が、いかにも筆で書いた楷書の「大」のように見えます。
自然の不思議、または人間の認識の面白味と言えるでしょう。
まとめ
「イズノシマダイモンジソウ」は、ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草です。
花言葉は、「熱烈な恋」「情熱」「自由」「不調和」です。
自分を省みるきっかけにもなる、花言葉を是非参考にして下さい。