「アンチューサ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「アンチューサ」の花言葉とは? 花言葉

「アンチューサ」は、ムラサキ科ウシノシタクサ属の総称です。

ヨーロッパ、アフリカ、西アジアに分布し、鑑賞用として流通しています。

花弁5枚の小花がまとまって咲き、花色は青紫から白、花期は4月から6月です。

今回は、「アンチューサ」の花言葉について解説します。

「アンチューサ」の花言葉

「あなたが信じられない」「真実の愛」「真実」「大事な思い出」といいます。

良い言葉と悪い言葉が混ざるため、贈る時は意図を明らかにしましょう。

「あなたが信じられない」

「アンチューサ」は、ギリシャ語で「化粧品」を意味します。

これは、近縁種の根から紅に使う染料が採れた事に由来します。

化粧によって本来の外見が分からなくなるので信用できない、という意味で、この花言葉が付きました。

通常、誰かに贈るには向きません。

ある程度冗談が分かる相手については、大きな記録を成し遂げた時などに、大袈裟に驚いて見せながら贈ると良いでしょう。

創作で、トリックスター的立ち位置のキャラクタイメージなどに使う事はできます。

「真実の愛」

こちらも染料由来の花言葉です。

表向きはクールな青系の花ですが、土の下に隠した根には情熱的な紅色を秘めているというイメージです。

プロポーズなどへ添えるのに向きます。

一方、友人愛や家族愛などに使うには、少々ウェットなニュアンスになるので合いません。

「真実」

こちらも地下の紅色から付いた花言葉です。

また、化粧で姿を飾る事は、一見騙しているように見えるけれど、意中の人に好ましく見られて欲しいという気持ちには真実がある、という意味でも合います。

恋の告白や、秘密の開示など、何かしら本当の事や気持ちを明かす時に添えると良いでしょう。

真実を暴き出す探偵事務所のディスプレイにも合います。

この花言葉を贈るのに合わないのは、人を喜ばせたくて嘘をつく人です。

誠実な人間というのは、嘘をつかないのではなく、つけないのです。

一見嘘のようでも、完全な嘘にならないような言い回しになっています。

理由はどうあれ、完全な嘘をつけてしまう人の言葉は、真実味が疑わしいものになります。

「大事な思い出」

「アンチューサ」には、地上部分が枯れた後、また芽を出す宿根草の品種があります。

この様子を、どんなに忘れたと思っていても浮かんで来る大事な思い出に喩えた花言葉です。

古くからの付き合いで、大事な思い出を共有する人へ贈るのに向きます。

一緒に何かを成し遂げた人と贈り合い、忘れまいと誓うのも良いでしょう。

この花言葉が向かないのは恋人です。

「この恋を思い出にしよう」という、別れの言葉に伝わってしまいます。

何が大事な思い出なのか、はっきり説明して渡しましょう。

まとめ

「アンチューサ」は可愛らしい花です。

花言葉を知れば、そこに込められた思いにも触れられるでしょう。

花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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