「ホタルブクロ(蛍袋)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ホタルブクロ(蛍袋)」の花言葉とは? 花言葉

雅な名の「ホタルブクロ(蛍袋)」はキキョウ科「ホタルブクロ」属の多年草です。

海外では北東アジア、朝鮮半島、国内では山野から平地まで広く分布します。

花色は白、ピンク、紫色、釣り鐘形で俯いて咲き、花期は5月から7月です。

今回は、「ホタルブクロ」の花言葉について解説します。

「ホタルブクロ(蛍袋)」の花言葉

「貞節」「愛らしさ」「感謝の気持ち」「悲しいときの君が大好き」などがあります。

やや独特なものも含みますが良い言葉が揃い、贈り物にも向きます。

一方、人を慰める言葉にはならないので、お見舞いに贈るのはやめておいた方が良いでしょう。

「貞節」

「ホタルブクロ」がキリスト教会の釣鐘のような形をしているところから付いた花言葉です。

同じ由来で、「忠実」「誠実」「正義」などの言葉も付きます。

キリスト教を深く信じる人に向く花言葉です。

他宗教を信じる人には、「誠実」「正義」の辺りから違和感が出て来るので、あまり向きません。

「愛らしさ」

見た目の可愛らしさから付いた花言葉です。

また、昔は子供が蛍をつかまえ、「ホタルブクロ」に入れて透ける光を楽しみました。

ここから、子供の無邪気な愛らしさとしても意味が合います。

愛らしい子供や恋人へ贈るのに向く花言葉です。

自宅に植えて、人に好かれる愛らしさを身に付けようと心がけるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、大人っぽい好ましさを持つ人です。

愛らしいとは方向性が違います。

「感謝の気持ち」

「ホタルブクロ」の花が俯く様子を、頭を下げる人に喩えた花言葉です。

創立記念のバーゲンセールのディスプレイに向きます。

母の日や父の日に、定番の花に合わせても良いでしょう。

人は独りでは生きていけないものです。

何かしら感謝すべき事はあるため、贈りたいと思う事があるなら、誰に贈って間違いではありません。

「悲しいときの君が大好き」

がっくりうなだれているようにも見える「ホタルブクロ」の花ですが、そんな姿が一層可愛らしく美しい事から付いた花言葉です。

人に贈ると、「この人は自分を悲しませて楽しむのでは」と怖がられるので、やめましょう。

創作の中で、そういった趣向のあるキャラクタのイメージには使えます。

「ホタルブクロ(蛍袋)」の豆知識

「ホタルブクロ」には、「チョウチンバナ(提灯花)」「トウロウバナ(燈籠花)」など、明かりをイメージした別名があります。

一方、「ソーレンバナ(葬礼花)」「シビトバナ(死人花)」という名もありますが、これも提灯からの連想で、葬式の提灯行列が由来です。

悪い名前と思うかも知れませんが、皆に見送られて浄土に行くのですから、かなり幸せな状況と言えます。

まとめ

「ホタルブクロ」は姿が面白く可愛らしい花です。

花言葉を知れば、更に興味深く感じられるでしょう。

花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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