「アワブキ」は、「アワブキ」科「アワブキ」属の落葉樹です。
海外では中国、朝鮮半島、国内では本州から九州にかけて分布し、山地などに生育します。
花は直径3mmほどで、多数集まって咲き、花期は6月から7月です。
今回は、「アワブキ」の花言葉について解説します。
「アワブキ」の花言葉
「甘い香り」「慌て者」「見落とし」です。
良い意味と悪い意味が混じるため、贈る時は意図を正しく伝えましょう。
「甘い香り」
花の芳香から付いた花言葉です。
属名の「メリオスマ」は古代ギリシャ語の「メリ(蜜)」「オスメ(匂い)」を合わせたもので、こちらも同じ由来です。
「甘い香り」は、後ろを向いても、目を閉じていても気づき、人を惹きつけます。
一方、嗅覚は同じ刺激が続くと、容易に麻痺するものでもあります。
いつも同じ振る舞いで、相手を惹きつけておけるとは限らないものです。
好ましい恋人や、新婚時期の配偶者へ贈るのに向きます。
それ以外の相手に対しては、距離が近すぎるため、合いません。
「慌て者」
「アワブキ」は、「泡吹」と書き、火にくべると切り口から泡が出る様子から付いたとされます。
白い花が石鹸の細かな泡のように見える事も意味が合います。
慌てた様子の事を、「泡を食う」といい、この連想で付いたのが「慌て者」です。
人間が慌てた時は、5歳児程度の判断力しかなくなるとされます。
災害時や危険を伴う作業のマニュアル類は、これに合わせて設定する事が大切です。
いつも慌てて失敗する場合、一歩待ってから動く事を心がけると良いでしょう。
ひと息の間も取れないほど、大量の仕事が押しつけられているなら、その会社はどこかのバランスが壊れています。
スマホの待ち受けなどにして、自分を省みるのに良いでしょう。
「見落とし」
たっぷり花を咲かせる「アワブキ」ですが、その後出来る果実は少なく、物足りない雰囲気になります。
この落差から連想された花言葉です。
物事を全て正確に把握しておく事は出来ません。
「見落とし」は常に、一定確率で発生していると考えると、徒に他人を責め立てるような事はなくなります。
まとめ
「アワブキ」は、「アワブキ」科「アワブキ」属の落葉樹です。
花言葉は、「甘い香り」「慌て者」「見落とし」です。
自分の振る舞いを省みるのにも役立つ、花言葉を是非参考にして下さい。