「アルケミラ・モリス(レディースマントル)」は、バラ科ハゴロモグサ属の多年草です。
東ヨーロッパから西アジアに分布し、鑑賞用やハーブとして栽培されます。
花は、黄色い小花がまとまって複数枝先につき、花期は5月から7月です。
今回は、「アルケミラ・モリス」の花言葉について解説します。
「アルケミラ・モリス(レディースマントル)」の花言葉
「献身的な愛」「輝き」「初恋」「完全な太陽」などがあります。
良い意味の言葉が揃い、意味が合う人への贈り物に向きます。
「献身的な愛」
「アルケミラ・モリス」には「レディースマントル」の別名がありますが、これは葉の形が「聖母マリア」のマントを思わせるところから付いたものです。
聖母マリアが象徴する、我が身を削り、子を産み育てる「母の愛」のイメージから付いた花言葉です。
関係の良い親へ贈るのに向きます。
我が身を省みず、社会奉仕などの活動に取り組み、人を助ける人にも合うでしょう。
この花言葉を贈るのに向かないのは、体調を崩しても出勤する人です。
ストレスで正常な判断が出来ていないだけなので、休ませましょう。
「輝き」
黄色く明るい花を、太陽の輝きに喩えた花言葉です。
また、「アルケミラ」はラテン語の「アルケミア(錬金術)」が語源になっており、ハーブとしての力が、錬金術に役立つと考えられた事から付いた名です。
ここから、輝く黄金のイメージとしても、意味が合います。
外見にせよ、頭脳にせよ、運動能力にせよ、何かしら人に優れたものがあり、輝きを感じさせる人へ贈るのに向く花言葉です。
この花言葉が向かないのは、全体的に平均的で、何でも人並みに出来るタイプの有能な人です。
輝きは、ある程度突出したものです。
「初恋」
聖母マリアの純真なイメージと、明るく黄色い花、更にハーブとして婦人病に効くとされ、女性の恋に関わる悩みを解決した事などから付けられた花言葉です。
10代の恋の告白に向きます。
初恋から付き合い続けている恋人や配偶者にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、あなたが大人になった後の恋の告白です。
「その歳になるまで恋をしなかったのか、それとも嘘つきか」と、不審がられます。
「完全な太陽」
「アルケミラ・モリス」の花は、拡大して見ると、イラストによくある「顔が付いた太陽」にそっくりである事から付いた花言葉です。
本物の太陽と比べると小さすぎるため「部分的な太陽」という花言葉も付いています。
皆の憧れの、眩しい魅力を持つ人へ、恋の告白として贈るのに向きます。
この花言葉を贈るのに合わないのは、容姿にコンプレックスがある人です。
太陽を「見ていられないもの」とする、定番の悪口と解釈してしまうでしょう。
それを振り払えるほど褒めちぎるなら問題ありません。
まとめ
「アルケミラ・モリス」は、遠目にも充分可愛らしい花です。
花言葉を知り、興味を深めれば、花の特徴的な形にも気づけるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。