「アルクトテカ・カレンデュラ(ワタゲハナグルマ)」は、キク科ワタゲハナグルマ属の常緑の多年草です。
南アフリカ原産で、日本へは昭和期に帰化しています。
花は黄色く、花期は5月から11月です。
今回は、「アルクトテカ・カレンデュラ」の花言葉について解説します。
「アルクトテカ・カレンデュラ(ワタゲハナグルマ)」の花言葉
「元気」「常に前進」「希望」「温かな心」です。
良い意味の言葉が揃い、贈り物に向きます。
「元気」
太陽を思わせる、黄色く明るい花の様子や、開花期間の長い性質から付いた花言葉です。
「元気があれば何でも出来る」という言葉の真偽はともかく、元気がない時は何をする気にもならないのは確かです。
一方、社会生活の中では、個人の元気の有無で勤務と休みを決める訳にはいきません。
そんな時は、とりあえず一番端の何か小さな事に手を付けると良いでしょう。
数十秒で終わる些細な事が、次の作業の呼び水になる事もあります。
一方、どうしてもやる気が出ない場合、休みが足りていない可能性があります。
周りの人の方が忙しいとか、自分の実績などは気にせず、まずはコンディションを見つめ直しましょう。
部屋に飾り、気分を盛り上げる時に向く花言葉です。
「常に前進」
別名の「ワタゲハナグルマ(綿毛花車)」の「ハナグルマ」は、ここでは「ガーベラ」の和名を表します。
「常に前進」は、上向きの「ガーベラ」にも付く花言葉です。
前進を続ける事は大切ですが、一度にあまり大きく進もうと思うと、後が続きません。
今日進めた距離を評価し、明日も動けるよう心がける姿勢が重要です。
この花言葉は、向上心のある人への尊敬を表す贈り物になります。
「希望」
元気で進んで行く姿は、「希望」を呼び覚まします。
それは、自分の心に湧き上がるものであり、周りにいる仲間を鼓舞するものでもあります。
大きな目標に向けて頑張る時、チームのシンボルとして飾ると良いでしょう。
「温かな心」
「ワタゲハナグルマ」の「ワタゲ」は、葉の裏に毛が密生し、白く見える様子から付いたものです。
防寒対策がしっかりしていそうな様子から、この花言葉が付いています。
周りの全ての人に冷たい、という人はいません。
自分の仲の良い相手には温かく、利害が衝突する人に冷たくなる、というシーソーのような状態にあるのです。
そんな中で、どんな人にも分け隔てなく温かい人がいたら、それは単なる性格ではなく、細やかな気遣いの結果と考えるべきでしょう。
この花言葉は、心の温かさが感じられる人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。
まとめ
「アルクトテカ・カレンデュラ(ワタゲハナグルマ)」は、キク科ワタゲハナグルマ属の常緑の多年草です。
花言葉は、「元気」「常に前進」「希望」「温かな心」です。
物事のモチベーションも引き上げてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。