「菜の花」としても知られる「アブラナ」は「アブラナ」科「アブラナ」属の二年草です。
西アジアから北ヨーロッパ原産で、最初は麦畑の雑草だったものが、中国に渡り栽培され始めました。
日本には弥生時代頃に渡来したと考えられています。
花は黄色い花弁4枚で、寄り集まって咲き、花期は2月から5月です。
今回は、「アブラナ」の花言葉について解説します。
「アブラナ」の花言葉
「快活」「豊かさ」「協調性」「料理」などがあります。
ほとんどが明るい良い意味で、贈り物に向きます。
「快活」
春に咲く明るく黄色い花のイメージから付いた花言葉です。
同じ由来で「快活な愛」「元気いっぱい」「明るさ」「初々しい」「競争」など、賑やかな印象の花言葉が並びます。
明るく元気な人へ贈るのに向きます。
公民館の健康作りサークルのシンボルにも合うでしょう。
この花言葉を贈るのに向かないのは、落ち着いた雰囲気の人です。
個性の否定は嫌われるだけです。
「豊かさ」
「アブラナ」は菜種油の原料であり、商品作物として重要なものでした。
「アブラナ」の花は、そのまま財産のイメージになる事から付いた花言葉です。
花色も、黄金のイメージとよく合います。
同じ由来で「豊かな財力」「財産」「小さな幸せ」などの花言葉も付いています。
独立開業した友人へ、成功を祈り贈るのに向く花言葉です。
卒業後就職して家を出る子供が、良い職場に恵まれお金に困る事がないよう贈るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、いつも足りないものを気にして不満げな人です。
こういう人は、人並みの財産を作っても不足を感じ、人一倍持てば危険を感じてキリがなく、豊かさを羨まれても、足りない事に延々文句を言うだけです。
「協調性」
「アブラナ」の小花が寄り集まって咲く事から付いた花言葉です。
同じ由来で「調和」という花言葉も付いています。
春の風景によく調和する事も、意味が合います。
協調性があり、個人の成績ではなく会社の業績のために頑張れる人へ贈るのに向く花言葉です。
団体スポーツチームのシンボルにも良いでしょう。
この花言葉を贈るのに向かないのは、協調性に欠ける人です。
一匹狼ではなく、集団にいたがるけれど、その中で良い位置にいようとして対立を煽り、人間関係を崩す人です。
「料理」
「アブラナ」が、元々野菜として生産されていた事から付いた花言葉です。
一方、菜種油も料理には重要です。
更に、「アブラナ」の仲間のダイコンやキャベツ、ブロッコリーなども、様々な形で料理に使われます。
料理好きで料理上手の人へ贈るのに向く花言葉です。
この花言葉を贈るのに合わないのは、料理好きで料理下手な人です。
意味は合いますが、お返しのリスクがあるので、食材を贈るのはやめましょう。
まとめ
「アブラナ」は身近で可愛らしい花です。
花言葉を知れば、一層好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。