アノダという花をご存知でしょうか。
アノダ・クリスタータという名前の略名で、アオイ科アノダ属の一年草です。
今回は、アノダの花言葉や名前の由来をご紹介します。
「アノダ」の花言葉
アノダの花の色は、薄紫・白の2種類が主流ですが、花言葉はどちらの色も同じ意味を持ちます。
詳しく見ていきましょう。
「あなたを信じて待つ」
アノダの花は、花びらが大きくて鮮やかな色味が特徴です。
信念を貫くようにパッと華やかに咲いているその姿が、「あなたを信じて待つ」という前向きな言葉をよく現しています。
アノダは一日花ですが、観賞用として切り花にして飾って楽しむことも出来ます。
大切な人としばしお別れする時に、さりげないメッセージとして一輪挿しにして飾ってみるのも良いのではないでしょうか。
寂しさをそっと自信に変えてくれるような、アノダの素敵な花言葉です。
「アノダ」の名前の由来
アノダはアメリカ原産の植物です。
日本で呼ばれている「アノダ・クリスタータ」の名前の由来は、現在断定されていません。
英名では「Spurred anoda(スパード アノダ)」と言います。
アノダの花の形が拍車に似ていることが由来となり、「Spur(スパー)」という単語が名前に含まれています。
「アノダ」の豆知識
アノダは、一日花なので咲いた花は一日でしぼんでいってしまいます。
とても可愛い花なので、一日だけでしぼんでしまうのは勿体ないようにも感じます。
しかし、一日花と言われている花であっても、3、4日咲いてくれる場合があることをご存知でしょうか。
一日花という名前にとらわれてしまいがちですが、何日もその美しい姿を見せてくれる花もあります。
こういった花の命も、花それぞれの個性なのかもしれません。
もしもアノダを育てる機会がありましたら、パッと咲いた華やかな姿を何日見せてくれるのかを観察してみてください。
まとめ
アノダ・クリスタータは、日本では昭和時代から生殖している古くから親しまれ続けている植物です。
長い間、観賞用の植物として楽しまれてきただけに、薄紫色・白色のどちらの花にも何度見ても飽きることのない魅力があります。
アノダは、奥ゆかしい素敵な花言葉を持っているので、大切な誰かを思い浮かべるきっかけになってくれるような花でもあります。
