「アネモネ・シルベストリス(スノードロップアネモネ)」は、キンポウゲ科アネモネ属の多年草です。
「シルベストリス」とはラテン語で「森林生の」「野生の」という意味です。
「バイカイチゲ(梅花一華)」という和名もあります。
ヨーロッパ原産で、半日陰を好む、「アネモネ」の野生原種です。
花は直径5cm程、花弁(萼片)5枚のカップ状で、芳香があり、花色は白です。
花期は5月から6月ですが、涼しい地域なら夏も開花時期に含まれます。
今回は、「アネモネ・シルベストリス」の花言葉について解説します。
「アネモネ・シルベストリス(スノードロップアネモネ)」の花言葉
「希望」「素朴」「純真」「あどけない恋」です。
いずれも良い意味で、相手のイメージに合えば、贈り物に向きます。
「希望」
これから命溢れる夏、という時期に咲き始める様子から付いた花言葉です。
白い花の、何色でも付けられるというイメージ、原種の持つ発展性といった連想にもなります。
皆が「希望」に満ちている、新卒社員を迎えた職場に飾ると良いでしょう。
「素朴」
原種としての、派手さのない姿から付いた花言葉です。
「素朴」が良いものになるか、悪いものになるかは、時流や立場で決まります。
迷う時は、自分の感性に任せて判断する事が必要です。
その判断を良いと思った人が味方になってくれるでしょう。
一方、誰かの判断に便乗しているうちは、あなたを見る人は現れません。
「素朴」さが好ましい人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。
勿論、あなたがその「素朴」さを、野暮ったくつまらないものと思うなら、悪口なので、贈るのはやめましょう。
皮肉は大抵の場合、期待通りに伝わりません。
「純真」
白い花からイメージされた花言葉です。
白い花には、世俗の汚れに染まっていない、というイメージが付くため、しばしばこういった花言葉になります。
「純真」さがあり、見ていると心が洗われるような人へ贈るのに向きます。
自宅に植えて、自分の心を省みるのも良いでしょう。
「あどけない恋」
可愛らしい花の姿から付いた花言葉です。
恋とそれ以外の愛着がまだはっきりしていない、色も付かない恋心、といったイメージにもなります。
あどけなく可愛い恋人へ贈ると意味が合います。
第三者視点の言葉なので、低年齢の「あどけない恋」当事者が使う言葉ではありません。
創作の恋愛もので、幼いカップルの心象風景として使うには良いでしょう。
まとめ
「アネモネ・シルベストリス(スノードロップアネモネ)」は、キンポウゲ科アネモネ属の多年草です。
花言葉は、「希望」「素朴」「純真」「あどけない恋」です。
価値観次第ですが、その花言葉を良い言葉だと思うなら、贈り物に向きます。
幅広い表現で気持ちを伝えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。