「ラカンマキ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ラカンマキ」の花言葉とは? 花言葉

「ラカンマキ」はマキ科マキ属の常緑小高木です。

名前にある「ラカン(羅漢)」は悟りを開いた偉いお坊さんを指す言葉で、「ラカンマキ」の名はその果実を羅漢に見立てたことに由来していると言われています。

「ラカンマキ」は主に庭木や生け垣として用いられる木で、成長が遅い、庭木としては比較的コンパクトである、強い剪定にも耐えるなど人間にとって都合の良い性質をいくつも持つことから大変重宝されているようです。

なお開花期は5〜6月で、シーズンになるとそれぞれの個体が雄花または雌花のみを付けます。

雄花はクリーム色の穂状のもので、比較的見つけやすいです。

一方雌花は先が丸くなっているだけの、ただの緑の突起とでも言うべき姿をしており、よくよく観察しないと発見することすらできません。

発見したとしても、知識がなければとても花だとは分からないでしょう。

しかし受粉するととても特徴的な形の果実に成長します。

「ラカンマキ」の花言葉

「ラカンマキ」の花言葉は「慈愛」「色あせぬ恋」です。

「慈愛」は家を風などから守る生け垣として使われてきたことから、「色あせぬ恋」は一年中緑色の葉を茂らせていることからきていると言われています。

「ラカンマキ」の花がギフトとして贈られることはほとんどないようですが、花言葉はどちらもポジティブなものであり、植える時に悩むことはあまりないでしょう。

「ラカンマキ」の豆知識

「ラカンマキ」の果実は丸い緑色のもので、その根元にはそれ自身と同じくらいかそれよりも大きな花托(かたく)ができます。

花托は赤〜赤紫色のもので、大きなものは少し細長いリンゴのような形に、そうでないものはグミ(植物)に似た形になることが多いです。

そして果実と花托を合わせると人間やこけしに似た、植物の実らしからぬ形になります。

なお緑色の果実の部分は有毒で食べられませんが、花托の部分は食べることができます。

その味はほんのり甘く、食感はねっとりとしているそうです。

また同じマキ科マキ属の仲間である「イヌマキ」とは姿形がよく似ているうえ、そちらも庭木や生け垣などに使われるのでしばしば混同されます。

しかしどちらかと言えば庭木として扱いやすい「ラカンマキ」の方が好まれているようです。

まとめ

「ラカンマキ」はマキ科の常緑小高木です。

果実がとても特徴的な形をしていることからこの名が付きました。

主に庭木や生け垣に使われる木で、コンパクトで管理も簡単なことから初心者でも安心。

また花言葉は「慈愛」「色あせぬ恋」というものであり、植えるに際し悩まされることは少ないものであると言えるでしょう。

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