「アヌビアスナナ」という花をご存知でしょうか。
「アヌビアスナナ」は、西アフリカ原産、サトイモ科アヌビアス属の水草です。
今回は「アヌビアスナナ」の花言葉や由来について詳しく見ていきましょう。
「アヌビアスナナ」の花言葉
3㎝ほどの細長い白い花を咲かせる「アヌビアスナナ」の、3つの花言葉をご紹介します。
「乙女のしたたかさ」
水中でも美さを保ちながら丈夫に育ち続ける特性が、「乙女のしたたかさ」の由来です。
「アヌビアスナナ」は水槽などで観賞用として育てられる植物です。
葉と茎に厚みがありしっかりしているため、水圧などの影響を受ける心配もありません。
緑色の葉がとても美しい水草ですが、美しいだけではなく逞しさもある植物です。
「歓喜」
白い花が咲いた喜びを、「歓喜」という花言葉で表しています。
「アヌビアスナナ」は、花が咲くことが珍しい植物と言われています。
育てている環境により、白色のバナナのような形の花が咲くことがあります。
花が咲くと良いことが起こりそうな、縁起の良い花言葉を持つ植物です。
「素晴らしき美」
「乙女のしたたかさ」同様、水の中でも美しく丈夫に育つことから、「素晴らしき美」という花言葉が生まれました。
はっきりとした緑色の葉と茎は、はつらつとした印象があります。
水槽の中に入れると、雰囲気が一気に明るくなるような美しい植物です。
「アヌビアスナナ」の名前の由来
「ナナ」とは、ラテン語で「小人・背の低い」という意味があります。
アヌビアス属の小さい植物であることが、名前の由来と言われています。
「アヌビアスナナ」の大きさは10㎝程です。
育てやすいサイズの植物としても人気です。
「アヌビアスナナ」の豆知識
花が咲くことが珍しいと言われている「アヌビアスナナ」ですが、花を咲かせるためのポイントは水の温度にあると言われています。
花を咲かせた方の体験談によると、水の温度を25〜26度くらいにしておくと花が咲きやすいということです。
他にもいくつか条件がある可能性がありますが、白い花を咲かせてみたい方は、まずは水の温度を意識してみてください。
まとめ
水の中で美しい姿を楽しませてくれる、「アヌビアスナナ」についての解説でした。
どこかで見かけた時は、花言葉を思い浮かべてみてください。