アニスヒソップは、シソ科カワミドリ属の多年草です。
主に北アメリカに分布し、東アジアには1種類だけ存在します。
別名にジャイアントヒソップ、アガスターシェなどがあります。
名前にある「ヒソップ」は、外見的な特徴から付いているだけで、品種のヒソップとは別の属です。
ここでは、アニスヒソップの花言葉について、解説していきます。
「アニスヒソップ」の花言葉
「清潔」「浄化」「思いやり」があります。
清潔感のある方へ贈り物にするのに向きます。
自分の部屋に飾れば、その香りも相まってスッキリした気分で過ごせるでしょう。
あまり清潔感のない人に、改善して欲しいとのメッセージとして渡すのは、かえって傷つくのでやめましょう。
直接的に言った方が良いです。
「清潔」
こちらはヒソップと共通する花言葉です。
アニスヒソップの姿や香りは清潔感がありますが、更に具体的な由来があります。
中世以前のヨーロッパには「瘴気」という概念がありました。
これは病気の元となる「悪い空気」を意味しました。
当時の人々にとって、空気の判断基準は匂いしかありませんでした。
この為、良い香りの空気は清潔な空気だと見なされたのです。
医療に関わる人が、感染を避けるために香草を詰めたマスクを付ける事もあったのです。
病原体の概念の浸透した現代から考えると見当違いな方法ですが、悪臭は何らかの警戒信号ですから、全く無意味でもなかったのでしょう。
現代社会で清潔と言われて嫌な気分になる人はいません。
贈り物などにも向くでしょう。
清潔感は主観的なものなので、「私は清潔ではないから、この花は向かない」とはまず言わないでしょう。
「浄化」
こちらもヒソップと共通する花言葉です。
聖なる場所を清めるために使われた事によります。
人に贈る時にも向きますが、むしろ自分の周辺に置いておきたくなる花言葉です。
「思いやり」
これはアニスヒソップの薬効から、想像がしやすい言葉です。
原産地である北米のネイティブアメリカンの間では、のどの薬などに使われていました。
風邪などで調子の悪い人への気遣い思いやるイメージに結び付きます。
病気のお見舞いなどに適した花言葉です。
まとめ
アニスヒソップは見た目も、香りも楽しむ事ができ、贈り物にも自分で育てるのにも向きます。
花言葉を知れば、更に良い印象を持つ事が出来るでしょう。
花をより深く知る事が出来る、花言葉を是非参考にして下さい。